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豊中市立文化芸術センターの取り組み - 2020.09.23 Wed

先日、豊中市立文化芸術センターの多目的室で今年から設定されたホールのレジデントアーティスト1期生による「こどもクラシックの日 秋のミニフェスティバル!!」が行われ、その調律に伺いました。
新型コロナの影響で3月から延期されていた親子で楽しめるコンサートです。

http://www.toyonaka-hall.jp/event/event-20229/

その中のコンサートの一つがピアノの歴史とその変遷の影響を受けて作られた曲の演奏もあり、親子で楽しめるものでした。

リハーサルを聴かせて頂き、これは普段取り組んでいるものと近いものを感じたので、何か調律以外でお役に立てることはないかと考えて、ピアノの構造のことも話されていたので、普段修理で出てくるけれどもう使えなくなった部品、ハンマーをプレゼントしてもらおうとピアニストの新崎洋美さんにお渡ししました。



よりピアノに興味を持ってもらえるようになったら嬉しいので渡せる場面があればなと思っていました。

納品準備 - 2020.09.19 Sat

20年ほど経った非常に状態の良いスタインウェイを納品するために、分解できるところは出来るだけ分解して動きのチェックをしています。

やはり一言で20年と言ってもその間にいろんな影響を受けています。
温度湿度、経年変化で動きが正常か既定のグラムの摩擦か、をチェックしていきます。

もちろん汚れもあれば綺麗にします。


武生国際音楽祭2020 - 2020.09.10 Thu

今年の武生国際音楽祭は新型コロナの影響を大きく受け例年のものとは全く違う形を模索して作り上げました。
例年50人くらいの国内外のアーティストを今年は10人。
多い人数の編成は無く、多くて3人のトリオ。
8日間の日程を3日間に削減し知恵を出し合っての工夫をしてようやく開催にこぎつけられました。



音楽監督の作曲家細川俊夫さん、コンサートプロデューサーのピアニスト伊藤恵さんを中心に考えられたプログラムを音楽祭推進会議の皆さんボランティアスタッフの皆さんでコンサートの形にしてくださいました。

舞台裏の仕事としてピアノ調律はもちろんのことステージマネージャーも含めいろんな場面でのサポートをさせて頂きました。

3日間の2日が終わりましたが、本来ならまだまだ続く音楽祭が今日終わってしまいます。
最後までしっかりと支えていきます。


今年は来ていただけない方々にもライブ配信することになりました。

武生国際音楽祭2020、YouTubeで無料ライブ配信(および1週間の見逃し配信)

9月11日19時30分開演:J.S.バッハ&細川俊夫 独奏の調べ
https://youtu.be/3txMZT3UyRI

9月12日19時30分開演:ベートーヴェン生誕250年に寄せて
https://youtu.be/NqJhfo3_HBA

9月13日11時開演:サンデーピアノリサイタル
https://youtu.be/1lgdwww-IIc

9月13日15時開演:ファイナルコンサート
https://youtu.be/3EPHs9dYah8


YAMAHA C3納品終わりました - 2020.09.02 Wed

福知山市の先生の紹介でうたまくらピアノ工房でオーバーホールしたYAMAHA C3をご購入頂き、納品が終わって調律に伺いました。



工房を出る前の最後の調整が3回目の鉛調整で、それまでの調整で見えてきたのが当時の鍵盤の工場でのきめ細やかな鉛調整の跡があり微笑んでしましました。
今のピアノ製造には無いことなので残念ですが、もう一度命を吹き込むために調整を行いました。

修理のピアノは出来上がるまでどういう風になるかわかりません。
技術者とすればこういう風に持って行きたいという思いで作業しますが、結果はピアノの個体差で様々です。
しかし、そこを信用してくださって購入頂いたI様、調律したてのピアノを弾いて、同じモデルの新品のピアノを弾いたのと全然違う!とのこと。

外装はがれの修理 - 2020.08.26 Wed

30年以上経った接着剤は化学系なら劣化して接着力が無くなってはがれてしまいます。
平面ならまだしも凹面に貼ってある化粧板は浮いてしまう現象になります。
そして貼り合わせのはじめの所が浮きやすくなります。

浮いている時の確認の仕方は指で叩く!

しっかり接着されている所を叩くとカンカン、コンコンと鳴りますが、剥がれているところはペチペチと鳴ります。

ピアノ工具作製 - 2020.08.19 Wed

ピアノを整える作業にはいろんな工具を使いますが、音色を揃える作業が1番難しいのです。
なぜならそれは見えないからです。
音を聴いてそれをどう判断するかは技術者の感性の基準で違います。

音色を整えるというのは弦を叩くフェルト製のハンマーに針を入れてクッションを作ったり、削って形を整えたりして一鍵ずつの音色を同じにします。

ハンマーのフェルトに針を刺す工具がピッカーと言います。
最終欲しい音色を求めるための工具を作りました。


もうすぐ納品 - 2020.08.12 Wed

現在YAMAHA C3のオーバーホールを行っています。
その最終仕上げに入ってきています。

鍵盤を全て貼り替え、特に黒鍵はエボナイトから本黒檀に変更。
ハンマーも膠付け。
鉄骨も再塗装して新品同様になりました。


そしてペダルは2本から3本に変更。 ソステヌート対応となりました。


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arakipiano

Author:arakipiano
37年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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