修理の修理 STEINWAY NEWYORK フルコン 5 - 2011.02.03 Thu
いよいよダンパーフェルトの交換です。

上記はアメリカでの修理で、なんといい加減な貼り方でしょう。
一応音が止まっているという状態ならOKということ以外は、首をかしげてしまいます。
これらすべて剥がして、新たに貼り直します。

アンダーフェルトが無い状態で、貼ってあります。

接着面をきれいにして

並べていきます。これに、

レンナー製のダンパーフェルトをニカワで貼っていきます。

これらのダンパーが収まる、レバー関係は湿気の影響でかなり、硬い状態になってしまっていました。
きっと、新品状態での部品保管(6年間)が長かったために、その時に湿度の影響を受けたのだと思います。
アクションの他の部分が素晴らしく良好なのに対して、ダンパーアッセンブリーだけが湿気るということは考えにくいので。
レンナー製のセンターピンで交換です。

鍵盤後ろのダンパーレバーが乗るフェルトの交換です。

ダンパー始動のつじつま合わせのために、埋め込んだフェルトも見えます。

セクションごとに鍵盤をまとめ長い厚くて硬いフェルトを貼ります。

乾いたら、サクサクと切っていき出来上がり。
次回は鍵盤の最終です。

上記はアメリカでの修理で、なんといい加減な貼り方でしょう。
一応音が止まっているという状態ならOKということ以外は、首をかしげてしまいます。
これらすべて剥がして、新たに貼り直します。

アンダーフェルトが無い状態で、貼ってあります。

接着面をきれいにして

並べていきます。これに、

レンナー製のダンパーフェルトをニカワで貼っていきます。

これらのダンパーが収まる、レバー関係は湿気の影響でかなり、硬い状態になってしまっていました。
きっと、新品状態での部品保管(6年間)が長かったために、その時に湿度の影響を受けたのだと思います。
アクションの他の部分が素晴らしく良好なのに対して、ダンパーアッセンブリーだけが湿気るということは考えにくいので。
レンナー製のセンターピンで交換です。

鍵盤後ろのダンパーレバーが乗るフェルトの交換です。

ダンパー始動のつじつま合わせのために、埋め込んだフェルトも見えます。

セクションごとに鍵盤をまとめ長い厚くて硬いフェルトを貼ります。

乾いたら、サクサクと切っていき出来上がり。
次回は鍵盤の最終です。
● COMMENT ●
お邪魔しました!
Re: お邪魔しました!
う様
また是非お越しくださいませ。
そして楽しいお話しを聞かせてください!
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師匠と弟子(?)の密な連携での修理風景あたり、
いわゆる“工房”の雰囲気が溢れていました。
木、フェルト、ニカワなどの天然素材は、手仕事での仕上げが
とてもマッチしますね!
こんどの仕事の評価は、きっと100年後の技術者がしてくれると思います。