Antonin RaymondモデルG2 ペダル編 - 2020.06.10 Wed
裏方のプロ - 2014.09.10 Wed
これからの流れ - 2014.03.26 Wed
3月が終わろうとしています。
昨年の6月に新しい工房ができて以来、動き続けてきました。
昨年の今頃は新しい工房に向けていろいろと準備段階で動いていた時期でした。
ようやく工房が軌道に乗り始め、いろんなピアノとの出会いがありました。
その中で、先日フッペルピアノを送り出したところでのコンサート調律があり、久しぶりに作業をしました。

年数が経っているピアノということと、修理したてということと、環境の変化でどこまで動いているかが心配でした。
しかし、新しく改修された古民家の部屋での響きが暖かく、溶け込んでいるかのようで、安心しました。
それにこれからこの部屋で馴染んでいくことも確信でき嬉しい限りでした。
昨年の6月に新しい工房ができて以来、動き続けてきました。
昨年の今頃は新しい工房に向けていろいろと準備段階で動いていた時期でした。
ようやく工房が軌道に乗り始め、いろんなピアノとの出会いがありました。
その中で、先日フッペルピアノを送り出したところでのコンサート調律があり、久しぶりに作業をしました。

年数が経っているピアノということと、修理したてということと、環境の変化でどこまで動いているかが心配でした。
しかし、新しく改修された古民家の部屋での響きが暖かく、溶け込んでいるかのようで、安心しました。
それにこれからこの部屋で馴染んでいくことも確信でき嬉しい限りでした。
1927年製のザイラーSEILERの魅力 - 2013.10.04 Fri
今年の夏、うたまくらピアノ工房に届き、調整を加えてきましたアップライトピアノの数々を順にご紹介をしたいと思います。
まずはじめは、1927年製のザイラーSEILERをご紹介します。

ザイラー社の創業は1849年でヨーロッパの中で古いメーカーの一つです。
ドイツ製ですが、ウィーンの音色とポーランドの地で作られた材料からくる温かみが融合した独特の佇まいを持つピアノです。
また、デザインに気を配り、最近までも凝ったデザインのピアノを出しています。
このピアノも黒塗りの外装に美しい飾り彫りがあり、天板の内側に木目の木地が見えそこに過去の博覧会などで取ったメダルの数々が描かれています。
つまり、これだけ優秀なピアノだという宣伝を入れているということです。
当時のピアノには多いことでした。
まずはじめは、1927年製のザイラーSEILERをご紹介します。

ザイラー社の創業は1849年でヨーロッパの中で古いメーカーの一つです。
ドイツ製ですが、ウィーンの音色とポーランドの地で作られた材料からくる温かみが融合した独特の佇まいを持つピアノです。
また、デザインに気を配り、最近までも凝ったデザインのピアノを出しています。
このピアノも黒塗りの外装に美しい飾り彫りがあり、天板の内側に木目の木地が見えそこに過去の博覧会などで取ったメダルの数々が描かれています。
つまり、これだけ優秀なピアノだという宣伝を入れているということです。
当時のピアノには多いことでした。
新入荷ピアノ情報 グロトリアンーシュタインヴェッヒ160 - 2013.06.26 Wed
GROTRIAN-STEINWEG 160
グロトリアンーシュタインヴェッヒ 160
戦後のグロトリアンの一番良き時代のグランドピアノです。
丸みを帯びた暖かい音色で、グロトリアン特有の甘みを出しています。
黒鍵に工夫があり、鍵盤蓋に近い部分の奥の細いところは、指がしっかり納まるようにえぐってあります。
これは戦前から行われているグロトリアンならではのこだわりです。
160cmという小ささを感じないほど、音量が豊かで小さなお部屋でも決してじゃまにならなりません。
デザインも大変シンプルな形で、だからこそ飽きの来ない、長く使えるものになっています。
全てオリジナル部品でオーバーホールもこの先20年は必要が無いでしょう。(使用頻度によります)

1965年製 ウォールナット艶消
アクリルアイボリー鍵盤 88鍵 2本ペダル
幅148cm/奥行160cm
¥3,800,000.-
グロトリアンーシュタインヴェッヒ 160
戦後のグロトリアンの一番良き時代のグランドピアノです。
丸みを帯びた暖かい音色で、グロトリアン特有の甘みを出しています。
黒鍵に工夫があり、鍵盤蓋に近い部分の奥の細いところは、指がしっかり納まるようにえぐってあります。
これは戦前から行われているグロトリアンならではのこだわりです。
160cmという小ささを感じないほど、音量が豊かで小さなお部屋でも決してじゃまにならなりません。
デザインも大変シンプルな形で、だからこそ飽きの来ない、長く使えるものになっています。
全てオリジナル部品でオーバーホールもこの先20年は必要が無いでしょう。(使用頻度によります)

1965年製 ウォールナット艶消
アクリルアイボリー鍵盤 88鍵 2本ペダル
幅148cm/奥行160cm
¥3,800,000.-
入荷予定ピアノ グロトリアンースタインヴェッヒGP - 2013.02.14 Thu
今、ドイツの倉庫を出ようとしているピアノ、グロトリアンースタインヴェッヒのグランドピアノ。
この春うたまくらにやって来る予定です。
今回もドイツにいる師匠にピアノ探しをお願いしました。
グロトリアンースタインヴェッヒを製造している街ブラウンシュヴァイクにいらっしゃるので、このピアノの良き時代の良い物を見つけてくださいます。
今回のピアノは1961年製、ウォールナットつや消し、160cmというサイズで、小柄です。
しかし、このピアノの小柄は侮ってはいけません。どれだけ鳴るか!
「かなりいいのが見つかったから!」と興奮したメールが届いたのが1月、そしてうたまくらに来ることが決まりました。
今までうたまくらでは、グロトリアンーシュタインベッヒと言えばアップライトがほとんどでしたが、小型にも定評のあるグランドなので、前回の140cm以来のグランドピアノです。
戦後のもので、50年という年数が経っていますが、全てオリジナル部品で状態が良いとのことなので、楽しみにしています。
画像が無いので、入手出来ればアップしたいと思います。
どうぞもうしばらくお待ちくださいませ!
この春うたまくらにやって来る予定です。
今回もドイツにいる師匠にピアノ探しをお願いしました。
グロトリアンースタインヴェッヒを製造している街ブラウンシュヴァイクにいらっしゃるので、このピアノの良き時代の良い物を見つけてくださいます。
今回のピアノは1961年製、ウォールナットつや消し、160cmというサイズで、小柄です。
しかし、このピアノの小柄は侮ってはいけません。どれだけ鳴るか!
「かなりいいのが見つかったから!」と興奮したメールが届いたのが1月、そしてうたまくらに来ることが決まりました。
今までうたまくらでは、グロトリアンーシュタインベッヒと言えばアップライトがほとんどでしたが、小型にも定評のあるグランドなので、前回の140cm以来のグランドピアノです。
戦後のもので、50年という年数が経っていますが、全てオリジナル部品で状態が良いとのことなので、楽しみにしています。
画像が無いので、入手出来ればアップしたいと思います。
どうぞもうしばらくお待ちくださいませ!
YAMAHA MC101 ピアノのご紹介 - 2012.04.10 Tue
1年1曲 - 2010.03.13 Sat
調律に伺った時、必ず言われるときがあります。
「一曲弾いてくださらない?調律師さんなら大概の曲弾けるのですよね。」
「弾いて!弾いて!」
うっ。
とんでもありません。
ピアノを引いて押すことはできてもピアノを弾くなんて、ピアノを習ったことの無い私には、難関です。
でも、あるきっかけで、よーしっ、練習してみよう!と思って、少しずつですが、弾いてみています。
調律が終わった後、確認のためにポロンポロンと弾いてみると、そこのお家の方が、
「今まで聴いたことの無い音がする!このピアノはこんな音もするんですね。」
そこで思ったのです。
「一曲弾いてくださらない?調律師さんなら大概の曲弾けるのですよね。」
「弾いて!弾いて!」
うっ。
とんでもありません。
ピアノを引いて押すことはできてもピアノを弾くなんて、ピアノを習ったことの無い私には、難関です。
でも、あるきっかけで、よーしっ、練習してみよう!と思って、少しずつですが、弾いてみています。
調律が終わった後、確認のためにポロンポロンと弾いてみると、そこのお家の方が、
「今まで聴いたことの無い音がする!このピアノはこんな音もするんですね。」
そこで思ったのです。
ヤマハ スペシャル フェアー 開催9/1~9/30 - 2009.09.04 Fri
うたまくらピアノ工房でこの9月の一ヶ月間、ヤマハピアノのスペシャルフェアを行っています。
国産ピアノ修理の原点ともなっているこれらのピアノは、うたまくらピアノ工房で展示してあります。
詳しくはこちら ピアノ工房展示楽器ブログ

現在グランドの修理中ですが、それらの内容がふんだんに取り入れられて、オーバーホールされたピアノをスペシャル価格にてご提案中です。
これらのピアノを修理したときはまだブログも無かった時代ですが、私の記憶にははっきりと残っています。
その時代その時代の音を、材質から思い浮かべて、作っていきました。
この機会に是非ピアノ工房にお立ち寄りください。
国産ピアノ修理の原点ともなっているこれらのピアノは、うたまくらピアノ工房で展示してあります。
詳しくはこちら ピアノ工房展示楽器ブログ

現在グランドの修理中ですが、それらの内容がふんだんに取り入れられて、オーバーホールされたピアノをスペシャル価格にてご提案中です。
これらのピアノを修理したときはまだブログも無かった時代ですが、私の記憶にははっきりと残っています。
その時代その時代の音を、材質から思い浮かべて、作っていきました。
この機会に是非ピアノ工房にお立ち寄りください。
ディスカッチャチ イタリアの椅子とベヒシュタイン - 2009.06.29 Mon

この写真はプロが撮ったのではありません。
ご購入いただいたK様が自ら撮ってくださいました。
お部屋の壁が白、床がタイルの白、ピアノがベヒシュタインのウォールナット。
そして椅子がディスカッチャーチの座面が白の皮製。