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高い基準から - 2019.01.23 Wed

YAMAHAしかやっていないとYAMAHAの本質は見えない。
他のいろんなメーカーを触って初めてYAMAHAが見えてくる。
あらためてそう思います。



この写真はスタインウェイとベヒシュタイン のアクションですが、今修理で工房に入ってきているのが他にヤマハのアクションが2台(CFⅢとC5)で、全て比べて見ることができる面白い期間でもあります。
手作業の部分、機械化の部分、丁寧な作業の部分、省いている部分、それぞれメーカーを語る特徴があります。








今年1年 - 2018.12.26 Wed

この1年、ブログをお読みいただきありがとうございました。
すべてピアノにまつわる話を出すと心がけてピアノの話題で綴ってきました。

今年の動きとして、良いピアノを維持する技術をしっかりとつないでいかないといけないという考えで技術研修を行ったり、ピアノが大好きな方々のためにセミナーを行ったり、工房は大変活気がありました。



ピアノが売れない時代と言われていますが、本物は残っていきます。
そして、残す技術も時代に必要とされています。
来年も高い意識を持ってピアノ業界のために役に立てれるようにやっていきます。
引き続きその内容をブログに出していきたいと思います。

来年もどうぞよろしくお願い致します。




好きだから続けられる - 2017.03.17 Fri

先日100年近く経ったグランドピアノのピン板交換修理をしたピアノの納品に東京まで行きました。
無事調整も終わり納品が完了しました。

ピン板は調律をするためにチューニングピンをまわすので、経年変化と使用による劣化で消耗品となります。
ピアノメーカー、時代、機種などでいろんな構造のものがあります。
それをそっくり再現する技術は設備と経験が無いと難しいものです。



その修理をやっていただける日本唯一の工場、シュベスターピアノのエスピー楽器製作所(静岡県磐田市)。
交換修理直後の調整と、納品後のお礼時に工場に伺いました。
この時ちょうどシュベスターピアノの最後の新品製造をおこなっておられました。
なぜ最後かというと、ピアノで使われる鉄骨の在庫が最後になったそうです。


さよならの仕方 - 2014.11.19 Wed

今日S様のお宅にピアノを届けました。
そのピアノはジョン・ブロードウッド。
S様のご要望により、黒鍵を黒檀に交換して、塗装をお部屋の色に合わせたウォールナットつや消しに再塗装しました。

このブロードウッドの代わりに今までお持ちだったピアノを引き取らせていただきました。
その理由はもう弾ける状態になかったことです。
最初は修理の話もありましたが、その修理も叶わなかったのです。

そして、長い年月ともに過ごしてきた思い出あるピアノとの別れの日でもありました。
このピアノとのいろんな思い出話を聞かせていただきました。
何か思い出に取っておけるものがないかと考えたのが、このピアノについていた白鍵の象牙を剥がしてお渡しすること。
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流れ - 2013.09.26 Thu

ベヒシュタインMの行き先がN様宅に決まりました。
なんといっても低音の響き、そしていろんな表現や音の輪郭、音色の変化などが気に入っていただけたとのこと。
うれしい限りです。
そして、この流れになったのは、別のピアノのお話をしていた時のことで、全く別のピアノの話題で盛り上がっていましたが、一度工房のベヒシュタインを弾いてみてください、とお勧めしたところ気に入っていただけました。

それから納品日まで最終点検を行い、もう一度鍵盤の動き、ハンマーの動き、ペダルの磨きなどを行いました。

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夏のお仕事 - 2013.08.15 Thu

毎日猛暑が続いていますが、この時期ならではの仕事をやっています。
真夏の一般家庭調律はお盆の時期を挟むので、少なくなっていきます。
その代わりというわけではありませんが、使わない時期ならではの修理が多くなっています。

先日ヤマハG2の修理したピアノの納品がありました。
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磨きをしっかりして、これから使うための修理を施して、準備万端に納品の時が来たのですが、不覚にも窓枠がピアノの幅ギリギリだったのです。
そこから運送屋さんのいろんな経験の引き出しから選んだのは、出っ張っているところを全て無くした状態、つまり梱包材、屋根、全てを取り除いた状態で逆さに吊って入れるという方法でした。



夏休み特集 子どもたちへのセミナー - 2013.08.01 Thu

夏休みに入って、ピアノの先生方が、この時期を利用して生徒さんたちにピアノという楽器により親しんでもらうためのことを考えていただいています。

そこでうたまくらができること、「ピアノという木の楽器」を知ってもらうための「ピアノってどんな楽器?」
ピアノが出来るまでの楽器を見て聴いて触ってもらう「歴史的鍵盤楽器の秘密」を定番として行なっています。

今回行なった時に子どもたちみんなに聞きました。
「ピアノを持っている人?」

全員が手を上げます。

聞き方を間違えました。
スイッチの無いピアノを持っている人?
生のピアノを持っている子どもたちはこんなにも少ないのかという人数でした。


ピアノが出来るまでの楽器、これらは普通楽器博物館に行かないとなかなか見ることができません。
ましてや、それを分解していって中を触ることができるということは、非常に珍しいことだと思います。
見るだけではなく、実際に触って体感してもらいます。
IMG_2967.jpg

2年前に「ピアノってどんな楽器?」に生徒さんを連れてきてくださったY先生、今回はその生徒さんたちが、次のレベルに来て、「歴史的鍵盤楽器の秘密」に参加いただきました。



納まるべく納まったピアノたち - 2013.07.22 Mon

先日うたまくらピアノ工房から3台のピアノが、無事お客様のお宅に納まりました。
納まったピアノを見ると、あらためて昔からそこにあったのかと思うくらいその場所に馴染んでいました。

ピアノを選ぶ基準はいろいろとありますが、お部屋の雰囲気に合うピアノを探すのは大変なことです。
特に日本では黒のピアノが多く、いかにもピアノという存在感が大きいものです。

今回のT様、O様、Y様はまさにそのお部屋のためのピアノのように見えました。
P7120007.jpg



ベヒシュタイン8 納品 - 2013.06.12 Wed

P6060067.jpg
先日半年かかったオーバーホールしたベヒシュタイン8がようやく納品されました。
新しくなったうたまくらピアノ工房から第1号となりました。
105年という年月が経っていますが、それをいたわりながら修理をし、音作りを行いました。
それを決めて頂いたU様のお宅に運ぶ日が来ました。

こういう楽器は普通の国産ピアノと違い、大変デリケートなため運搬もかなり慎重かつ丁寧に運ばないといけません。
絶対的な信頼を寄せるピアノ運送屋さん、阪神ピアノ運送にお任せしました。
運転も慎重に。



1年経ったピアノ - 2013.05.03 Fri

今ゴールデンウィークの真っただ中ですが、着々と新ピアノ工房の工事が進んでいます。
まだ中がどんな風になるか想像ができませんが、基礎から見ていけるというのが楽しみでもあります。
1か月後には完成した工房にいるのかと思うと、わくわくします。

ちょうど1年前にお嫁入りしたベヒシュタインB型のN様のお宅に伺いました。
1年後にピアノはこう変わっている、というのが見れる日でもありました。
このピアノはそれこそ基礎からオーバーホールで仕上げたピアノなので、どこがどう変化しているかが一目でわかり、奥のところまでも、作業の手が届きます。

納品半年後に一度ピアノの具合を見たときには、ちょっとショックなお言葉をいただいたのを覚えています。
「ベヒシュタインのタッチが軽いので、重いヤマハを主に弾いています。」
とのこと。




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Author:arakipiano
35年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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高い基準から
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