保守点検 - 2023.02.17 Fri
ピアノ工具作製 - 2020.08.19 Wed
ピアノを整える作業にはいろんな工具を使いますが、音色を揃える作業が1番難しいのです。
なぜならそれは見えないからです。
音を聴いてそれをどう判断するかは技術者の感性の基準で違います。
音色を整えるというのは弦を叩くフェルト製のハンマーに針を入れてクッションを作ったり、削って形を整えたりして一鍵ずつの音色を同じにします。
ハンマーのフェルトに針を刺す工具がピッカーと言います。
最終欲しい音色を求めるための工具を作りました。
なぜならそれは見えないからです。
音を聴いてそれをどう判断するかは技術者の感性の基準で違います。
音色を整えるというのは弦を叩くフェルト製のハンマーに針を入れてクッションを作ったり、削って形を整えたりして一鍵ずつの音色を同じにします。
ハンマーのフェルトに針を刺す工具がピッカーと言います。
最終欲しい音色を求めるための工具を作りました。
工具製作 - 2020.04.21 Tue
オーバーホールピアノが仕上げ段階にきて整音の作業になってきています。
しかし、もっとこうしたい、こういう音に、こういう響きにと考えていますが、2台と同じピアノはないので毎回何か新しいことを考えています。
そして今回はハンマーのフェルトを柔らかくする7本針のピッカーを作りました。
以前作ったものより針の間隔が狭く、先が鋭い針を採用しました。

整音は音の下作りから仕上げまで何段階かあるのですが、それぞれの工程で使う工具も違います。
今回作ったのは最後の最後にお化粧というか綺麗にまとめる工具です。
既製のものもあるのですが、持った感じで作業しやすい自分の手の大きさに合わせ、針の間隔もフェルトのほぐれ具合を考えての間隔です。
しかし、もっとこうしたい、こういう音に、こういう響きにと考えていますが、2台と同じピアノはないので毎回何か新しいことを考えています。
そして今回はハンマーのフェルトを柔らかくする7本針のピッカーを作りました。
以前作ったものより針の間隔が狭く、先が鋭い針を採用しました。

整音は音の下作りから仕上げまで何段階かあるのですが、それぞれの工程で使う工具も違います。
今回作ったのは最後の最後にお化粧というか綺麗にまとめる工具です。
既製のものもあるのですが、持った感じで作業しやすい自分の手の大きさに合わせ、針の間隔もフェルトのほぐれ具合を考えての間隔です。
ダンパー調整研修 - 2020.04.02 Thu
アルコールランプの優位性 - 2019.10.10 Thu
ハンマー付けが終わった後、ちょっとした傾きを直したいときにハンマーシャンクを温め木部のねじり、傾きを直します。
それを何で温めるか。アルコールランプです!
しかし、日本で多いのが電気で温めるプライヤー、ライター、チャッカマンなどです。手軽ですね。
しかし、これらは大きな欠点があります。
まずはアルコールランプで温めて直す動画を見てください。
5~6秒で結果が出ます。
それを何で温めるか。アルコールランプです!
しかし、日本で多いのが電気で温めるプライヤー、ライター、チャッカマンなどです。手軽ですね。
しかし、これらは大きな欠点があります。
まずはアルコールランプで温めて直す動画を見てください。
5~6秒で結果が出ます。
ハンマー付け研修 - 2019.10.02 Wed
ハンマー加工、ニカワ付け研修 - 2019.09.25 Wed
ベトナムのピアノ修理 - 2019.08.16 Fri
許されない修理。
人件費が安く、輸送費をかけても国内で修理するより安く仕上がるベトナムでの修理。
利益が出るためこういう修理を利用する業者が増えています。
しかし、修理レベルは素人が作業したかのようにしか見えないほど程度の悪いもので、ピアノの良さを消してしまっています。

一見すれば外装が綺麗に仕上がっており何十年も経っているようには見えません。
細かな状態、部品の良し悪しなどは専門の技術者以外はわからないので購入者はそこで騙されてしまう案件が増えています。
以前アップライトピアノをベトナムでのオーバーホールしたものを見たことがありますが、外装以外はいつ壊れてもおかしくない程度のものでした。
しかし、お客様は思い出のピアノが蘇るならと頼まれたそうです。
業者の利益のためにピアノと所有者が犠牲になる、許されないことです。
そして今回はかなり酷い状態のピアノの修理依頼があり進めています。
人件費が安く、輸送費をかけても国内で修理するより安く仕上がるベトナムでの修理。
利益が出るためこういう修理を利用する業者が増えています。
しかし、修理レベルは素人が作業したかのようにしか見えないほど程度の悪いもので、ピアノの良さを消してしまっています。

一見すれば外装が綺麗に仕上がっており何十年も経っているようには見えません。
細かな状態、部品の良し悪しなどは専門の技術者以外はわからないので購入者はそこで騙されてしまう案件が増えています。
以前アップライトピアノをベトナムでのオーバーホールしたものを見たことがありますが、外装以外はいつ壊れてもおかしくない程度のものでした。
しかし、お客様は思い出のピアノが蘇るならと頼まれたそうです。
業者の利益のためにピアノと所有者が犠牲になる、許されないことです。
そして今回はかなり酷い状態のピアノの修理依頼があり進めています。
一日技術研修 - 2019.06.06 Thu
うたまくら夜学技術研修開始します - 2018.10.29 Mon
11月より新たにうたまくら夜学技術研修を始めます。
目的:この業界を支える本物の技術者の育成と、国産だけでない世界のピアノへの対応技術の習得。
なによりこの業界の魅力を伝えたいと思います。

日 時
2018年11月19日(月)19:00~21:00
2018年12月3日(月)19:00~21:00
2018年12月17日(月)19:00~21:00
来年以降は順次公開します。
会 場
うたまくらピアノ工房 大阪府吹田市日の出町9-21-105
料 金
¥4,320(税込)
講 師
荒木欣一
対象者
経験年数があり実践技術の質や内容をよりレベルアップしたい方。
聞きたくても聞く人がいなく実践できない技術者。
以下、技術内容の詳細です。
目的:この業界を支える本物の技術者の育成と、国産だけでない世界のピアノへの対応技術の習得。
なによりこの業界の魅力を伝えたいと思います。

日 時
2018年11月19日(月)19:00~21:00
2018年12月3日(月)19:00~21:00
2018年12月17日(月)19:00~21:00
来年以降は順次公開します。
会 場
うたまくらピアノ工房 大阪府吹田市日の出町9-21-105
料 金
¥4,320(税込)
講 師
荒木欣一
対象者
経験年数があり実践技術の質や内容をよりレベルアップしたい方。
聞きたくても聞く人がいなく実践できない技術者。
以下、技術内容の詳細です。