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アルコールランプの優位性 - 2019.10.10 Thu

ハンマー付けが終わった後、ちょっとした傾きを直したいときにハンマーシャンクを温め木部のねじり、傾きを直します。
それを何で温めるか。アルコールランプです!

しかし、日本で多いのが電気で温めるプライヤー、ライター、チャッカマンなどです。手軽ですね。
しかし、これらは大きな欠点があります。

まずはアルコールランプで温めて直す動画を見てください。
5~6秒で結果が出ます。

ハンマー付け研修 - 2019.10.02 Wed

先日1日かけて新品ハンマーを加工して接着するまでの工程8時間を見ていただき研修しました。
通常行なっている一連の流れをほぼ途切れなく行いました。
短時間でここまでの内容のレベルを行うというのを体感していただきたかったのです。
名古屋、福井など遠くからもご苦労様でした。



ハンマー加工、ニカワ付け研修 - 2019.09.25 Wed

来たる10/1にYAMAHA C3アクションのハンマー付けを行います。
その一連の流れを見学していただけるようにします。
ご希望の方はお問い合わせください。

・基準ハンマーのセンター出し
・ハンマーシャンクの打撃音揃え
・ハンマーシャンクの走り調整
・ハンマー加工(サイド、アール、穴あけ)
・ハンマーのニカワ付け

以上の作業を1日で行います。



場所:
うたまくらピアノ工房
吹田市日出町9-21
06-6317-3873

時間:
9:00~17:00

駐車場はございませんので、最寄りのパーキングをご利用ください。

問合せ先:
utasha@utamakura.co.jp

ベトナムのピアノ修理 - 2019.08.16 Fri

許されない修理。
人件費が安く、輸送費をかけても国内で修理するより安く仕上がるベトナムでの修理。
利益が出るためこういう修理を利用する業者が増えています。
しかし、修理レベルは素人が作業したかのようにしか見えないほど程度の悪いもので、ピアノの良さを消してしまっています。



一見すれば外装が綺麗に仕上がっており何十年も経っているようには見えません。
細かな状態、部品の良し悪しなどは専門の技術者以外はわからないので購入者はそこで騙されてしまう案件が増えています。

以前アップライトピアノをベトナムでのオーバーホールしたものを見たことがありますが、外装以外はいつ壊れてもおかしくない程度のものでした。
しかし、お客様は思い出のピアノが蘇るならと頼まれたそうです。

業者の利益のためにピアノと所有者が犠牲になる、許されないことです。

そして今回はかなり酷い状態のピアノの修理依頼があり進めています。


一日技術研修 - 2019.06.06 Thu

先日は一日希望の技術作業を行う研修を行いました。
新品ハンマーのテール加工、ハンマー接着。
今いる環境では会社の考え方、方針がありなかなか行うことが難しい作業とのこと。
しかし、M氏の行動力とやる気で会社を説得してやってきてくれました。

技術者として知っておくべきこと。
そして知ってから実践できる場を求め行動することが大切です。
これらの内容はとてつもなく幅が広いものです。

それにどれだけ力になれるか、若い力と向き合うのは楽しくなります。



うたまくら夜学技術研修開始します - 2018.10.29 Mon

11月より新たにうたまくら夜学技術研修を始めます。

目的:この業界を支える本物の技術者の育成と、国産だけでない世界のピアノへの対応技術の習得。
なによりこの業界の魅力を伝えたいと思います。




日 時
2018年11月19日(月)19:00~21:00
2018年12月3日(月)19:00~21:00
2018年12月17日(月)19:00~21:00
来年以降は順次公開します。

会 場
うたまくらピアノ工房 大阪府吹田市日の出町9-21-105

料 金
¥4,320(税込)

講 師
荒木欣一

対象者
経験年数があり実践技術の質や内容をよりレベルアップしたい方。
聞きたくても聞く人がいなく実践できない技術者。

以下、技術内容の詳細です。


技術研修 - 2018.10.10 Wed

若い技術者から技術を教えて欲しいということで先日研修を行いました。
普段の仕事でなかなかやらない内容の時、経験があるかないかで大きく違います。
そして一度経験するとそれは自信となり応用も効いてきます。






「湿気による不具合の実例とその処置の実演」技術セミナー終わりました  - 2018.08.01 Wed

先日「湿気による不具合の実例とその処置の実演」の技術セミナーが終わりました。
今回なぜこの内容にしたか、それは業界が推奨している潤滑剤が湿気の修理の場面で思うような結果にならない、もしくはより悪くなるということが多々あり、使い方なのか症状に合ってないのか。それでも使い続ける技術者がいて、ピアノがどんどん悪くなる状況を長年見て来たので、是非検証しなければと思ったからです。



日本という国の気候はピアノが生まれたヨーロッパやアメリカと違い、どうしても湿度が高いです。
この高い湿度で不具合が起きているピアノが山ほどあります。
その修理を長年やってきて、良いと言われているいろんなやり方を検証しました。

この仕事をやって35年、今まで行ってきた湿気で悪くなったピアノに対しての作業が間違いではなかったという結果になりほっとしました。

ピアノの部品は様々ですが、主に木部と繊維の接触するところが、湿気による膨張で隙間がなくなり摩擦が大きくなって動きが悪くなります。

ピアノによっては樹脂部品を使っています。
長期間で加水分解してしまう樹脂部品にも有効なのか。
硬い動きに対して潤滑剤を使うのか?


動きが悪くなった時に起こる症状として、
鍵盤関係
・鍵盤が重い
・鍵盤の戻りが遅い、 鍵盤が上がってこない
・連打が効かない

音 関係
・音が止まらない、または音が残る
・打鍵の力が遮られてしまうため音量が出ない
・ppが出ない
・音がこもる

その他
・ペダルが効かない
・ソフトペダルで鍵盤をずらすのにペダルが重い、戻りが悪い。

*これらの症状は他の要因でも起こる症状です。

つづき→



基準 - 2018.06.11 Mon

「基準」
これは最近特に感じた感覚です。
YAMAHAとSTEINWAYが隣同士に並んでいるところでの出来事です。
スタインウェイがヤマハとそっくりなタッチ、音色になっているのです。

調律、整調はされていますが、整音は音色の幅が薄くカンカンとうるさく鳴るだけで、自分で作る幅が狭い音です。
しかし、弾き手にピアノの印象をお聞きすると、スタインウェイの良さをわかられている言葉が多く出てこられたので、このピアノの年代の持っている音色を引き出す整音を行うと、この感覚が欲しかった、と言われました。
今まで見られていた調律師はその音のイメージが無かった、基準が違ったのではないかと思います。









一日調整 YAMAHA C3 - 2015.01.21 Wed

先日伺ったお客様のピアノがYAMAHA C3の11年経ったものでした。
3週間ほど前に初めて調律をさせていただき、今のお部屋での音のバランスが悪いのを感じました。
お部屋の音響の問題もありますが、それ以前にピアノの土台の調整がずれているのが原因で、細かな調整、整音ができない状態でした。
1日時間を取って頂いて土台からやり直す調整を行うことになりました。


・ピアノのハンマーのフェルトの消耗。
・鍵盤とピン類との摩擦の大きさ
・ハンマーの下にある部品の位置のズレ、調整のズレ
・ダンパーのガイドレールクロスがきつくて音が止まらない現象(これは特にヤマハに多い)。
・鍵盤の重さのバラつき。




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arakipiano

Author:arakipiano
35年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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2019年10月10日 (木)
アルコールランプの優位性
2019年10月02日 (水)
ハンマー付け研修
2019年09月25日 (水)
ハンマー加工、ニカワ付け研修
2019年08月16日 (金)
ベトナムのピアノ修理
2019年06月06日 (木)
一日技術研修
2018年10月29日 (月)
うたまくら夜学技術研修開始します
2018年10月10日 (水)
技術研修
2018年08月01日 (水)
「湿気による不具合の実例とその処置の実演」技術セミナー終わりました
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