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色合わせ - 2021.04.28 Wed

90年前のYAMAHAの修理をしています。
当時の鍵盤は象牙です。
一番弾く中音の音域が真っ黄色とゆうか茶色に変色しています。
この時代の象牙は、ニ枚象牙が多く手前の部分の象牙が汗を吸ってニカワが剥がれていくのが多いです。

このピアノは剥がれた象牙を無くしてしまったのか、前の調律師が象牙ではなく白いプラスチックのものを貼っています。
白すぎる白です。
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響板割れ修理 - 2021.01.06 Wed

新年明けましておめでとうございます。
まだまだ大変な時期は終わりませんが、精一杯今できることをやっていきたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

うたまくらピアノ工房は4日から稼働していまして、昨年からお預かりしているピアノの続きです。
響板割れの修理で、埋めた木材を鉋で削って平らにしていきます。




納品終わりました - 2020.12.02 Wed

無事オーバーホールが終わったYAMAHAを納品してきました。



H様は一度手放そうとしたピアノでしたが、ピアノに運命を感じ、また活かす方法を考えられオーバーホールの決断をされました。
2ヶ月弱お預かりして無事に元の場所に入れることができました。

今まであったピアノの横に置き、より洗練された形でピアノが設置されました。
H様の「お帰りー!」とピアノを抱きしめる姿が印象的でした。



最後の仕上げ - 2020.11.26 Thu

YAMAHA C3のオーバーホールを続けていますが、納品に近づいてきました。
最後の音作りにかかってきています。

この音作りはピアノの良さを出しながらにはなるのですがお預かりしているH様の好みを反映してのもので進めています。




みんなで参加 - 2020.11.14 Sat

今行っているオーバーホールのYAMAHAの所有者H様が家族のみなさんで状況を見に工房にお越しくださいました。

張弦が終わったばかり、音程はありません。
張弦後の後処理はいろいろあるのですが、その中の止音フェルトを編んでいくのをやっていただきました。



一本の弦のなかでハンマーて叩かれて振動する箇所と叩かれない箇所がありますが、その叩かれない所でも共振があり、変な音が出てしまいます。それを止めるためにフェルトを編んでいきます。
その編み込みと最後のリボンの端のように綺麗に切っていく所をやっていただきました。





断線対策 - 2020.11.07 Sat

ピアノの先生のご自宅のグランドピアノ。何年も断線に悩まされていたとの事でご依頼をいただきました。
1ヶ月前に初めて伺ってピアノを見た感想は疲れきってタッチも音色も荒れて非常に弾きにくいピアノになってしまっていました。
この状態でのレッスンは大変です。
断線も酷く高音部はほとんど交換されているようでしかも鉄骨には張弦時でできた傷がいっぱい。



これからも休みなくレッスンで使っていくとの事でオーバーホールのタイミングも難しく、さあどう提案しようかと悩んでいましたが、まずは断線を食い止めなければいけません。


外装はがれの修理 - 2020.08.26 Wed

30年以上経った接着剤は化学系なら劣化して接着力が無くなってはがれてしまいます。
平面ならまだしも凹面に貼ってある化粧板は浮いてしまう現象になります。
そして貼り合わせのはじめの所が浮きやすくなります。

浮いている時の確認の仕方は指で叩く!

しっかり接着されている所を叩くとカンカン、コンコンと鳴りますが、剥がれているところはペチペチと鳴ります。



YAMAHA C3B修理完成納品 - 2020.05.20 Wed

ようやく仕上がり本日納品に伺えました。きれいに晴れ上がり絶好の納品日でした。
絶対信頼の運送屋さん阪神ピアノ運送に頼んで丁寧に運んでいただきました。



本来ならこの時期のstay home でピアノを弾いていただきたかったのですが、いろんな物流の動きが予測つかなく部品の入りも遅れて、納品が遅くなってしまいました。


鍵盤重さ調整 YAMAHA C3B - 2020.04.15 Wed

オーバーホールの終盤でもある鍵盤重さ調整に入ってきました。
今回のハンマーはオリジナルの重すぎるものとは違って軽いのを採用しているため、鍵盤の動きは以前より増して軽快です。
そして重さ調整のため鍵盤の鉛を削る、もしくは抜くという作業を行います。

抜いた跡は木で埋めます。
埋めた木を面一に削り取ります。
削るのは研いで切れ味抜群の刃物で薄く薄く削いでいきます。


サンドペーパーで削った面一と刃物で削いだ面一は手触りが違います。


磨き - 2020.04.08 Wed

ご依頼をいただいている修理を進めています。
「磨き」を行なっています。
どこをどう磨くのか。

鍵盤の金属部分はアクションのクロスと接触するキャプスタンという部品です。
40年以上前のYAMAHAはその部品は真鍮でできています。
クロスと常に摩擦を起こしている場所で表面がザラザラになってしまっています。
クロスも新しい弾力のあるものに交換しているのでキャプスタンの表面をツルツルに磨くことで、しなやかなコントロールしやすいタッチに生まれ変わります。



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arakipiano

Author:arakipiano
37年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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2021年04月28日 (水)
色合わせ
2021年01月06日 (水)
響板割れ修理
2020年12月02日 (水)
納品終わりました
2020年11月26日 (木)
最後の仕上げ
2020年11月14日 (土)
みんなで参加
2020年11月07日 (土)
断線対策
2020年08月26日 (水)
外装はがれの修理
2020年05月20日 (水)
YAMAHA C3B修理完成納品
2020年04月15日 (水)
鍵盤重さ調整 YAMAHA C3B
2020年04月08日 (水)
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