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ピアノ工房へ嬉しいお客様 - 2017.05.31 Wed

先日うたまくらピアノ工房にアメリカからお客様がみえました。
20数年来のご縁で仕事をさせていただいている、バリー・スナイダー氏。



レコーディング、コンサート、公開レッスンのために来日されました。
門下の吹田市在住のピアニスト鈴木陶子さんと演奏会の合間を縫って、工房にお越しくださいました。
鈴木さんが、大阪に来た時は是非案内したい所ということでお話しくださっていました。
バリーさんとのお付き合いは20年前からの武生国際音楽祭(福井県)での仕事がきっかけで、その後、演奏会、レコーディングなどでご一緒させていただきました。

国際的ジャズ・ピアニストとして著名な小曽根 真さんがバリーさんの演奏を聴いて衝撃を受け、もう一度基礎から本物のクラシック奏法のレッスンを受けたいとアメリカに渡られたのは有名です。




この一年を振り返って - 2016.12.29 Thu

2016年も終わろうとしています。
おかげさまで、仕事は大晦日まで埋まっていまして、ありがたい限りです。

今年は多くのオーバーホールをさせていただき、今お使いのピアノをもっと長く使い続けていきたいというお声に応えることができたと思います。
最近ピアノは買い換えるものだ、ということの概念を少しづつ崩していけたかと思っています。
良い修理をすれば新品以上のメリットが有るということも、徐々に伝わってきています。


また思い出のピアノの橋渡しもこの仕事の魅力ですが、関西に留まらず、全国的に動いています。
関東方面も10年前までは半年に1回の割合で伺っていましたが、今では2~3ヶ月に1回回っている状況です。

そして、最近の傾向として、修理したピアノの状態が悪いので、それを直して欲しい、という依頼が多くなっています。
これは以前の技術者の仕事がストレートに見え、大変考えさせられる案件となっています。

コンサートの仕事も、この演奏に懸けている、という想いでされているピアニストのサポートを行うことで、同じ感動を味わうことができることは嬉しい限りです。
これらのことは体調が良い状態で初めて可能になることなので、これからもピアノと同様自己管理もきちんとやっていくつもりです。

2016年、このブログを読んでくださってどうもありがとうございます。
引き続き、来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


関東調律 - 2016.06.08 Wed

今週1週間は関東のお客様のところに伺っています。
関西から転勤された方、うたまくらでピアノを購入くださった方、ネットからのお申し込みの方、紹介など中部から関東一円を周らせて頂いています。
ある方などは学生時代からおじゃまして、そのお嬢さんはもう就職されています。
20年のお付き合いもあったりと、ピアノ以外でも話が弾みます。

調律の仕事はピアノに携わる仕事ですが、その向う側にある、家族とのお付き合いや先生とのお付き合いがあります。
時代ごとで、ピアノの顔が変わっていくのも、しっかりと仕事の中に刻んでいます。

これからも半年ごとに関東を周るのでご希望の方はご依頼ください。
調律お申し込み



小さなお手紙 - 2016.06.02 Thu

福知山のピアノの先生の生徒さんのところに泊まりがけで調律に行ってきました。
この春にピアノを初めた5歳のお嬢ちゃん。
お母さんのご実家にあったピアノで、子どもができたのでせっかくだからピアノを持ってって、とのことで大阪から運ばれたそうです。
そして32年ぶりの調律を行ってくださいました。

32年前、お母さんが自分の子どもと同じ5歳だった時を思い出したとのことで、調律師が開けたピアノの中身を見てワクワクしてました、とお話しくださいました。
興味深く作業を見つめているお嬢ちゃんに、「一緒に掃除しようか。ピアノをきれいにしようか。」と声をかけると喜んで手伝ってくれました。



平和だからこそ - 2015.08.06 Thu

広島での仕事が入って来ました。
原爆投下から70年目の今日、その時間に広島に着きました。
今までなかった事でした。

今まで何度広島に来ていても、原爆ドームの近くに来ても「戦争」は遠い存在でした。

コンサートはこの日を意識したものではないのですが、「70年前の事を思いこの地で演奏するという運命を感じて演奏してください。」との指揮者、作曲家からの注文がありました。
そのピアノの仕事ができる。
あらためて、平和だからこそ音楽に囲まれた仕事ができる、ピアノに向かっていれる。

“戦争は絶対いけない”と切に願って仕事ができる今日この日に感謝します。



2015年今年もよろしくお願い致します。 - 2015.01.07 Wed

2015年が始まりました。
このブログを書き始めて8年が経ちました。
よくピアノのことばかりあるなあと思いますが、その裏にはいろんな人のピアノにまつわる物語があるのです。

今日もヤマハのアクション修理の納品に伺いました。
そのピアノは持ち主の方が子供の頃におじいさんに買ってもらったとのこと。
初めて伺った年末に、残念ながら今回は修理になるピアノだけれど、当時としては最高機種の素晴らしいピアノですよ、と伝えるとこのお正月にご実家に帰られた時に88歳になるおじいさんにこの話を伝えられたそうです。
今からはひ孫のお嬢ちゃんがこのピアノを弾くことになり、おじいさんはたいへん喜んでおられたそうで、ピアノの話で昔を取り戻しましたとのことでした。

普通の黒いアップライトですが、その中にはいろんな想いが詰まっているのをあらためて感じるのと、この仕事は結局人とのふれあいなんだということが改めてわかりました。
ピアノを通しておじいさんのお人柄、想いが伝わってきて嬉しかったです。

ピアノにまつわることを書いていますが、これならずっと書き続けていけるのだと再認識しました。


誇りを持ちながらこの仕事をやり続けていきたいと思います。

どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます。


ドラマ - 2014.12.04 Thu

来週からまたいろんなドラマが始まります。
始まるというよりドラマの続きでしょうか。関東方面のお客様周りです。

ピアノ調律という仕事はピアノがある場所まで行くわけですが、そこにある人間模様がなんとも言えず、素敵なものばかりです。

・ピアノを購入してくださってから、小学生の姉妹が楽しみに待っていてくださっています。
今回は学校のある日ですが、終わる時間に伺う予定を立てることを打ち合わせると、近所のお友達も連れてきても良いかというお尋ねがありました。
もちろんみんなでピアノを掃除しましょう、とお話をしました。
その光景が目に浮かぶようで、楽しみで仕方ありません。



普通じゃないこと - 2014.11.12 Wed

新しい工房になって1年半、来て頂いている方とのいろんな御縁ができています。
その中で感じることは、みなさん普通じゃないということです。
どういうことが普通ではないかというと、ピアノ探しにこだわりがある、もしくは平均的でない個性ある自分に合うものを探しているということです。
ということは自覚なくても好みがはっきりあるということかもしれません。

一般的には発表会で弾く、コンクールで弾くホールに設置してあるピアノは〇〇(ブランド名)だから同じものを買ったほうが良い、もしくは同じ系統のもので練習したほうが良い、という方が多いです。
間違いではないのでしょうが、ピアノという楽器がほんの数種類しかないようになっています。



聞くこと - 2014.07.30 Wed

最近この仕事をしていてつくづく思うことがあります。
ピアノを触る仕事なのですがそれ以上にお客様の話を人によく聞きます場面によって、状況によって話は全くちがのですが、話をすればするほどそのピアノが置かれている状況がよくわかります。

年1回お客様のところに伺うところであれば、この1年のピアノの状況以外の話でも盛り上がります。

お子さんがいればお子さんの話、ご自身のこの1年の変化の話、仕事の話、家族の話、音楽の話など様々です。

先日はあるピアノの先生の発表会の準備の話を伺いました。
早めに曲を決めプログラムを作り後は生徒さんの仕上がり状況次第。
仕上がりが遅い子がいると不安で、という話を聞くと今から調律するこのピアノからその情景が浮かんできます。
弾きやすいタッチとしっかりとした音程に仕上げます。





調律カード - 2011.12.08 Thu

ここ何日か、お客様のお宅で不思議な出会いがあります。
この仕事をしていると稀にあることなのですが、、、。

ピアノの中には調律カードど言うのが入っています。
特に国産ピアノはこういう管理面で、昔からしっかりしているのですが、先日伺ったお客様のピアノにもカードが入っていて、過去に調律をされている人の名前を見ると、なんと知っている大先輩でした。
お客様にはどういう経過で頼まれているのか、今回私になった理由など、いろいろと伺うと、面白いですね。
反面教師のこともあるのですが、一年に一回調律連絡来るはずが、来なくなった、という理由でした。

病気をされたか、お忙しいのか、わかりませんが、これでお客様の考えが変わるのだという事もよくわかりました。
ちゃんと掃除もされ、調律もしっかりできているのに、そういう部分でない所で気持ちが変わるのだということです。
作業が終わった後にカードに名前を書く時、自分はこういうことの無いよう、肝に命じました。


そして、今日はカードに素晴らしい形で名前を書くことができました。



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arakipiano

Author:arakipiano
32年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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2017年05月31日 (水)
ピアノ工房へ嬉しいお客様
2016年12月29日 (木)
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