ディアパソンとお母さん - 2015.12.23 Wed
先日、32年ぶりの調律というディアパソンのアップライトピアノの調律を行いました。
半音近く下がっていて、一回の調律では安定しない状態でした。
ピアノ自身は40年近く経っていて、ピアノを弾く今度4歳になるお嬢ちゃんのお母さんのものです。
子供の頃に買ってもらって思い出の多いピアノだそうです。
このピアノを何とか次の世代(ご自身の子供)へと渡していきたいとの思いがあるのをお話ししていてわかりました。
40年前のディアパソンには樹脂部品はほとんど使われていません。
調整の狂いがあるにしても、ディアパソン本来の甘い渋みのある音が出ています。
部品の劣化もほとんどないのでオーバーホールは全く必要の無いピアノでした。

半音近く下がっていて、一回の調律では安定しない状態でした。
ピアノ自身は40年近く経っていて、ピアノを弾く今度4歳になるお嬢ちゃんのお母さんのものです。
子供の頃に買ってもらって思い出の多いピアノだそうです。
このピアノを何とか次の世代(ご自身の子供)へと渡していきたいとの思いがあるのをお話ししていてわかりました。
40年前のディアパソンには樹脂部品はほとんど使われていません。
調整の狂いがあるにしても、ディアパソン本来の甘い渋みのある音が出ています。
部品の劣化もほとんどないのでオーバーホールは全く必要の無いピアノでした。

デイアパソンのオーバーホールと思い出 - 2013.12.26 Thu
今年もあと僅かとなりました。
何台もの思い出のあるグランドピアノをオーバーホールさせていただき、これから先も使っていただけるようお渡しできました。
そして、この秋O様のピアノをお預かりしてオーバーホールさせて頂いたのがディアパソンのグランドピアノでした。
ご結婚とともに名古屋に行かれ、ご実家にあるデイアパソンは残された状態でした。
30年ほど経ったピアノでそろそろオーバーホールが必要な時期でした。
嫁がれて1年経たれたある日、突然ご連絡を頂き、ご実家のピアノをようやく持ってこれる状況が整ったとのでオーバーホールして持って行きたい、というご依頼でした。
今まで使っていたピアノを持って行きたいとのこと、嬉しく思いました。

何台もの思い出のあるグランドピアノをオーバーホールさせていただき、これから先も使っていただけるようお渡しできました。
そして、この秋O様のピアノをお預かりしてオーバーホールさせて頂いたのがディアパソンのグランドピアノでした。
ご結婚とともに名古屋に行かれ、ご実家にあるデイアパソンは残された状態でした。
30年ほど経ったピアノでそろそろオーバーホールが必要な時期でした。
嫁がれて1年経たれたある日、突然ご連絡を頂き、ご実家のピアノをようやく持ってこれる状況が整ったとのでオーバーホールして持って行きたい、というご依頼でした。
今まで使っていたピアノを持って行きたいとのこと、嬉しく思いました。

ディアパソンの発見 - 2013.02.05 Tue
12月に伺ったお客様、S様のピアノ、ディアパソン。
中古でピアノを買われ、状態が悪いので、アクションの預かり修理となりました。
その修理が終わり納品調整に伺いました。

まず、なせディアパソンを選んだか?
1.マイナーブランドだけれども、しっかり作っているところで、かつ安いから
2.1980年製だから(この時代、他の物もまだしっかり作っていた)
3.大手ではない小さい所ならではの良さがあると思ったから
選び方になるほど、と思いました。
まず、S様は若いころロックのドラマーをされていたとのことで、その時にいろんなドラムを見てこられ、最終購入は見た目も作りも値段も超一級の中古のドイツ製だったとのこと。
1980年代前半までアメリカ製は金属の成分配合が優れていて、それによって音色だけは良かったが作りは雑だったとのことです。
ドイツ製は全てにおいて優れていたそうです。
ピアノ選びにも参考にされたそうです。
そして、このピアノを最初に見た調律師は購入したばかりの楽器店から来たのにいきなりオーバーホールが必要なピアノです、レンナーハンマーに変えましょうと言って帰ったとのこと。
見るところがずれたら、全てがズレてしまう例でした。
中古でピアノを買われ、状態が悪いので、アクションの預かり修理となりました。
その修理が終わり納品調整に伺いました。

まず、なせディアパソンを選んだか?
1.マイナーブランドだけれども、しっかり作っているところで、かつ安いから
2.1980年製だから(この時代、他の物もまだしっかり作っていた)
3.大手ではない小さい所ならではの良さがあると思ったから
選び方になるほど、と思いました。
まず、S様は若いころロックのドラマーをされていたとのことで、その時にいろんなドラムを見てこられ、最終購入は見た目も作りも値段も超一級の中古のドイツ製だったとのこと。
1980年代前半までアメリカ製は金属の成分配合が優れていて、それによって音色だけは良かったが作りは雑だったとのことです。
ドイツ製は全てにおいて優れていたそうです。
ピアノ選びにも参考にされたそうです。
そして、このピアノを最初に見た調律師は購入したばかりの楽器店から来たのにいきなりオーバーホールが必要なピアノです、レンナーハンマーに変えましょうと言って帰ったとのこと。
見るところがずれたら、全てがズレてしまう例でした。