ブリュートナー修理大詰め - 2014.09.17 Wed
いよいよ修理も大詰め、アクションのボンドで交換されてしまっているところをこのピアノができた時代に使われているニカワで接着し直します。
温めてボンドを柔らかくして、接着を剥がしていきます。ボンドはどんなことをしてもヌーっと柔らかいのです。
弦をたたく部分はフェルトですが、木の部品に巻かれています。それらの接合部分の接着がピアノから出てくる音に多いに関わってきます。

温めてボンドを柔らかくして、接着を剥がしていきます。ボンドはどんなことをしてもヌーっと柔らかいのです。
弦をたたく部分はフェルトですが、木の部品に巻かれています。それらの接合部分の接着がピアノから出てくる音に多いに関わってきます。

まもなくやって来ます、ブリュートナー - 2014.04.30 Wed
一度仕上がったブリュートナーピアノを半年前に工房に入れ、いろいろと調整をしてきましたが、どうしても思ったような完成になりませんでした。
ある部分が劣化とともに現状保持ができなくなってしまい、静岡のエスピー楽器さんに頼んで、大掛かりな修理をやることになりました。

その様子を磐田市まで見に行き、現状を教えていただきました。
前回修理をやった技術者が、ピアノを分解しきらずに、中途半端な状態で修理を行なっていたのが原因でした。
つまり、鉄骨を下ろせなかったのです。
鉄骨が付いたままの修理は作業範囲、作業内容が限られてきます。
鉄骨で隠れている部分は確認できない、おかしくなっていても修理が全くできないということです。
なんとしてでも鉄骨を下ろすということの確認を取り、そのために傷がついても仕方がないということで話を進めていきました。
ある部分が劣化とともに現状保持ができなくなってしまい、静岡のエスピー楽器さんに頼んで、大掛かりな修理をやることになりました。

その様子を磐田市まで見に行き、現状を教えていただきました。
前回修理をやった技術者が、ピアノを分解しきらずに、中途半端な状態で修理を行なっていたのが原因でした。
つまり、鉄骨を下ろせなかったのです。
鉄骨が付いたままの修理は作業範囲、作業内容が限られてきます。
鉄骨で隠れている部分は確認できない、おかしくなっていても修理が全くできないということです。
なんとしてでも鉄骨を下ろすということの確認を取り、そのために傷がついても仕方がないということで話を進めていきました。