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オーケストラの裏側 - 2009.01.29 Thu

ちょっとモデルになってくれへん!

ということで関西フィルハーモニーのライブラリアンの河野女史に頼まれ、「調律師」代表ということで奈良新聞に載りました。
知っている人は知っている、知らない人は何をやっているかは全くわからない世界かもしれませんが、読んで見てください。
オーケストラの裏側が見えてきますよ。

名前が出ていないので、これ本人ではないよと言われればそれまでなのですが、、、本人です!

20090130000347.jpg








新入荷 ボールドウィン ピアノ - 2009.01.25 Sun

アメリカのメジャー

音楽を楽しむための生活空間に最適なサイズ

ボールドウィンを入荷しました。

日本ではあまり見られないデザインと大きさです。

是非ご覧下さい。

ボールドウィン コンソール マホガニー仕上げ





5℃ - 2009.01.22 Thu

今年になってから毎週どこかに出張してます。

ということで今、寒い寒いところでピアノの点検していますが、そこがなんと5℃。(外ではありません)
何もかもが冷たいという環境です。
もちろん外は雪に囲まれ、建物は冷えきっています。
外は2℃。

ピアノも冷たく、工具も冷たく、これでは心も冷たくなってしまいます。
ピアノもちょっとかわいそう。

旅館のお風呂で暖まって、明日もう一日がんばろう。





ピアノ紹介ブログ - 2009.01.17 Sat

1/20より国産中古フェアを開催するにあたって、ご紹介のブログを作りました。

また、うたまくら社で紹介できるピアノも順次載せていくつもりです。

是非ご覧下さい。

http://utamakurapianokoubou.blog115.fc2.com/blog-entry-1.html





国産中古グランドピアノフェア開催 その魅力Vol.3 - 2009.01.16 Fri





輸入ピアノを見ているからこそ、国産の良さがわかる。

イタリアで仕事をしていた時、もう20年以上前の話になりますが、日本製ピアノ以外のピアノつまりヨーロッパ製などのピアノの質に驚きました。
西ドイツ製はまだ良かったのですが、ほかの国のものはひどいものでした。

1.外装の立て付けが悪く隙間があったり、反っていたり。
2.等間隔になっているはずの弦が狭い、広い。
3.考えられないところから雑音が、、、。

しかし、音は良い!
なぜ?

そして、日本製ピアノの評判は値段の割にしっかりと作られて耐久性もあり、いろんな場面に活躍して最大の評価を得ていました。
その日本から来た調律師ということで誇りに思っていました。

しかし、音は?


夏のある時期、避暑地で有名なカプリ島一番のホテルから私のいた楽器店に問い合わせがありました。
夏のバカンスの1ヶ月間プールサイドにグランドピアノをレンタルしたいので、何か無いか、との電話があり、それならYAMAHAをと即答していました。

過酷な環境にも耐え、音楽を奏でてくれる。

でもこの裏には日本製の高度な作製技術があるということなのです。
ピアノに限らず、精密機械分野では日本製の優秀さは有名なところです。




ある日、NHK BSでスイスの高級手作り腕時計の番組を見ました。
ここで取り上げていた一人のスイス人の職人は、腕時計のパーツを一つずつ金属の棒から削り作り上げて行くのです。
例えば直径数ミリの歯車も、丸い棒を輪切りにして円周にヤスリをかけギザギザを作り、その面取りや磨き上げをツゲの木でこすって行くのです。
そうすることによって何十年という年月、壊れないということらしいのですが、1個3000万円。
高いか安いかはその人の価値観だと思います(けど高い!)。




ピアノも同じようなことが言えるかもしれません。
いくらこだわって良いものを作っても手の届く金額でなければ、弾く楽しみはなくなってしまいます。
そういう意味でも日本製のピアノの普及というのは世界的に見て当然のことであったし、それだけの技術力の現れだとも思います。

同じようなものをヨーロッパで作っていたら2倍の値段はするでしょう。

足りないものは時間をかけられなかった部分、つまり音作りとその土台となって行く鍵盤鉛調整。
この部分を補うことで数ランク上のピアノに仕上がる確信があります。
実際に行ってきて実感があります。
さすが日本製



フェアの詳しいピアノの情報は近日ご報告いたします。

国産中古グランドピアノフェア開催 その魅力Vol.2 - 2009.01.11 Sun






今回は第2弾です。

「手の加え方次第で生まれ変わるほど良くなるという事をこの10年の取り組みで見えてきた。」

そうなんです。
今まで、国産ピアノの作業をしているときは、まず普通の状態に戻すという作業がほとんどでした。
つまり正常な状態にあるピアノがほとんどなかったということです。
そして、この10年でその正常ではなかったピアノを少しずつ、手を加えて、時には大胆に手を入れ直して、本来ピアノに必要な調整ということをようやく行うことができてきました。

これらのきっかけとなった一つの出来事として、、、

ある国産グランドピアノをお持ちの方の家に伺ったときのことです。
「とにかくタッチのばらつきが気になって直してください。そして、何年経っても鳴ってこないんです?どうしてでしょう。」
ということで、作業に取りかかったのですが、これは調律以外の作業をほとんど行っていないピアノということがわかり、何年も経っていて土台がずれていたので、一日作業で調整を土台から作り直しました。

完璧に仕上がったと思いきや、
「何故かよけいにばらつきが目立ってきた等に思うのですが?この鍵盤と隣の鍵盤の重さが違いません?」

そんな馬鹿な!

でも、実際に両隣の白鍵どうしの鍵盤の重さを量り直すとなんと7gも違っているではありませんか。

しっかりとした調整をすることにより、タッチの土台である鍵盤の鉛調整の違いが顕著に現れました。
狂っていた調整のときは、この違いがふわふわっとはっきりと出ていなかったので、そこまでのばらつきが目立たなかったのです。

これは鍵盤の鉛調整からやり直さなければタッチのばらつきは根本的に解決できないと確信しました。
そして、このバラバラの状態のアクションで整音が施され、一般に出回っているのです。

これらをひとつずつお客様の家で解決し、この取り組みを行ってから年数が経って、お客様が鍵盤の重さの違いではなく敏感にタッチの違いを見ていただけるようになりました。


それではなぜこういうピアノが出回らないのでしょうか。
1.そこまでの調整をメーカーで行うと時間がかかる
2.人件費がかかる
3.ピアノの値段が上がる。
ということになります。

また、ピアノに対して調律と少しの調整しか行わない調律師の理由として
1.月のノルマがあり、調律以外に時間をかけていられない
2.時間をかけても料金を頂けない、理解していただけない

これらを全て解決するために最初からしっかりとした鉛調整、整調整音を施したピアノを紹介したいということになったのです。

次回は「輸入ピアノを見ているからこそ、国産の良さがわかる(部品の質、加工技術)」
のお話をいたします。

国産中古グランドピアノフェア開催 その魅力Vol.1 - 2009.01.08 Thu






うたまくら社として初めての取り組みです。
常々輸入ピアノの魅力は十分お伝えしていますが、改めて、国産ピアノの素晴らしさをご紹介したいと思います。
ただし、普通では魅力が出ません。
ある程度手を加える事により、よりいっそうの良さが見えてきます。

まず
1.昔のピアノの良さを改めて今の時代に出したい。
2.手の加え方次第で生まれ変わるほど良くなるという事をこの10年の取り組みで見えてきた。
3.輸入ピアノを見ているからこそ、国産の良さがわかる(部品の質、加工技術)。



今回はその1.をお伝えしたいと思います。
1.昔のピアノの良さを改めて今の時代に出したい。
このことは戦後になってから常に言われ続けている事ですが、この20~30年というスパンでも同じ事が言えます。

今の時代在庫を持ってはいけない事になります。
在庫=資産。
トヨタ生産方式という車を作る作り方がありますが、いろんな製造業が、この方式に転換して行っています。
つまり、生産過程で作っている途中の在庫、部品在庫等を極力減らし、無駄を省いて最短時間でピアノを作るという仕組みです。

しかし、このやり方は木でできているピアノには不適切です。
製作途中の在庫は、次の製造過程に移るまで眠っている時間があるからこそ、その時間で変化をさせ、次の作業工程でその変化分を直し調整していくという役割があります。
楽器か工業製品かの考えの違いでもあります。

その製造過程で寝かす時間をかけない作り方はつまりエンドユーザー宅で狂っていくということです。
こういうピアノを数多く見てきました。
また、それらのピアノをしっかりと調整しない、できない技術者も同じ数見てきました。
環境的に技術者の置かれている立場によって仕方ない部分もあるのですが。

現在20~30年位前の中古ピアノが多く出回っています。
今の生産台数の10倍以上を作っていました。
その時代のピアノは大量生産にせよ、時間をかけて作っています。
その中でのピアノを厳選して、うたまくらでワンランク上の調整を施して、新品を買うよりももちろん安く、妥当な価格でご紹介したいと思っています。

1・20からのフェア予定です。
詳しくはうたまくらのホームページにアップする予定です。

どうぞご期待ください。
次回第2弾、手の加え方次第で良くなるピアノの秘密を書いていきます。

今年もよろしくお願い致します。 - 2009.01.03 Sat





2009年が明けました。

今年もいろんな方、いろんなピアノとの出会いを期待して綴っていきたいと思います。

コンサートの中で使われるピアノはある意味特殊空間ですが、そこでは演奏者が最高のパフォーマンスを発揮できるようにするための準備作業です。(コンサートもピンきりですが)

一般家庭のピアノはそれぞれの歴史、思い出があるので、その思いを十分感じての作業です。そして、どうしたらより良い環境で弾いていただけるかのアドバイザーになれるように引き出しを広げたいと思います。

修理ピアノ、これはそのピアノの良さを発揮できるように、何を修理し、何を残し、何を表現できるのかをピアノから感じての作業です。次の世代に渡すことができるように、そういうスパンで考えて作業したいと思います。


世界のいろんなピアノからいろんなエッセンスをもらい、いろんな方々からピアノとのかかわりを感じてできるよう、今年もどうぞよろしくお願い致します。

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arakipiano

Author:arakipiano
32年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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オーケストラの裏側
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今年もよろしくお願い致します。
by AlphaWolfy

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