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不具合の対応法1.ヤマハグランドピアノ新品 - 2009.09.30 Wed

最近気になることがあります。

新品のピアノでのいろんな支障。
昔はこんなことあまり無かったのに、と思うことしばしば。

その対応をどうするかは、ある意味昔のピアノとの違いを見つけることでもあります。
作り、材質、部品どうしの相性、など。

そして、私の経験上、これから出てくるであろういろんな支障への対応を、幅広くお伝えし、たまたまこれを見られた技術者にお伝えできたら、ピアノがより良い物になりお客様に気持ちよく弾いていただけると思い書かせていただくことにしました。

まず、ヤマハのグランドピアノ
弾けば弾くほど、鍵盤がパチパチと鳴る。





鍵盤の重さ ヤマハS6とC3 - 2009.09.23 Wed

先日仕上がったヤマハC3を納品させていただきました。
そのピアノの横にあるのはヤマハS6(504万円)。

私自身Sシリーズを触るのは久しぶりで、他の機種のヤマハとの差を見るためにも興味がありました。
ましてや、こだわりのオーバーホールをさせていただいたピアノと比べられるわけですから、ある意味過酷な条件かも知れません。

Y様は両方を弾かれ、まず「C3は鍵盤が軽いですね!」と言われました。

「いやこれは、実はスタインウェイよりも重く調整してあります。」

「えっ?」

その訳は、







ベヒシュタインの音源 - 2009.09.18 Fri

120年経っているベヒシュタインの音源で、奈良県大神神社にて奉納演奏が行われます。bech18892_convert_20090918013148.gif
このピアノは5年前にオーバーホールをして、うたまくら茶論でコンサート、録音などに使われ、120年経った今でも素晴らしい音色を奏でてくれています。

このピアノの音を響板から直接録音して、音源として使っています。
ベヒシュタインのピュアな響板からの音色です。

このピアノの音色で歌枕が歌い、奉納させていただくことになりました。




ヤマハ C3 オーバーホール Vol.9 整音 - 2009.09.17 Thu

新品アーベル・スペシャルハンマーの表面のアップです。

P9040008.jpg

見てお分かりのように表面はかなり毛羽立っています。
そして、なんともフカフカしていそうです。
新品のと気はこのように、表面は毛羽立っており、打弦するときには弦にまとわりつくような感じで、しっかりと音が出ません。
一般的に新品ハンマーの表面の2mmぐらいの層は柔らかい状態になっています。
それらをすっかり削り落とすところから始まります。






ヤマハ G3 整音と調整 - 2009.09.15 Tue

鍵盤の掃除の跡です。
P9140004.jpg

今日はI様のお宅でヤマハG3の調整をさせていただきました。
ピアノを見てまず、掃除から!
調律師で本当に違うのですが、基本中の基本掃除ができていないピアノの多い事。
特にグランドピアノは分解が面倒なので、掃除も大変です。

でも掃除をする事で、いろんな滑りが良くなったり、虫がつきにくくなったり、つまり気持ちよく弾いていただけるための最初の作業だと思います。





ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 作品22 - 2009.09.13 Sun

長いタイトルです。
IMG_0031.jpg

ショパンピアノとオーケストラのために書いた曲は大変少ないので有名ですが、その中の一つで、アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 作品22の仕事をしました。




ヤマハ C3 オーバーホール Vol.8 最終段階 - 2009.09.10 Thu

最後に近づいてきました。
調整としてはだんだん面白いところに入ってきます。
P9020028.jpg
この写真は鍵盤の軸になるところです。
つまり、シーソーで支点となるところですが、この支点が意外とズレているのです。




ヤマハ C3 オーバーホール Vol.7 アクションのこだわり - 2009.09.06 Sun

P9020023.jpg
こだわりというよりも、本来やらないといけないことが、購入以降一度もされていませんでした。
それは写真の白いフェルトの部品のところです。
そこにRのついた部品が接触しています。

このフェルトの部品はハンマーが弦に接近する距離を調整する部品で、季節によって変化します。
ましてやピアノが新しいうちは、フェルトも圧縮されていくのでへこんでいきます。
タッチや、音の立ち上がりの切れなどに非常に影響する調整です。
穴に工具を突き刺して回すのですが、接触部分は黒鉛の跡がつきます。
しかし実際の跡は、、、





ヤマハ スペシャル フェアー 開催9/1~9/30 - 2009.09.04 Fri

うたまくらピアノ工房でこの9月の一ヶ月間、ヤマハピアノのスペシャルフェアを行っています。

国産ピアノ修理の原点ともなっているこれらのピアノは、うたまくらピアノ工房で展示してあります。

詳しくはこちら ピアノ工房展示楽器ブログ
2009081723033441d.jpeg



現在グランドの修理中ですが、それらの内容がふんだんに取り入れられて、オーバーホールされたピアノをスペシャル価格にてご提案中です。

これらのピアノを修理したときはまだブログも無かった時代ですが、私の記憶にははっきりと残っています。
その時代その時代の音を、材質から思い浮かべて、作っていきました。
この機会に是非ピアノ工房にお立ち寄りください。




ヤマハ C3 オーバーホール Vol.5 黒檀付け - 2009.09.03 Thu

さて次はガタガタになった黒鍵の張り替えです。
20年ちょっと使っただけでここまですり減るのか、というくらい前の黒鍵はすり減っていました。
ビフォー(これは黒檀ではありません)
IMG_0029.jpg

アフター ↓





ヤマハ C3 オーバーホール Vol.5 ハンマーニカワ付け - 2009.09.01 Tue

P8310001.jpg
ここでのこだわりはレンナーのヤマハ型シャンクを取り付けます。
そして、88本全てを石の板の上で叩いて、音程をみて並べ替えてアクションに取り付けます。
今回は最低音と最高音の音程差は五度ありました。
本来高音箇所のみ、音程を見るだけですが、メロディーラインの次高音も打撃音が気になります。
しっかりそろえておきましょう。




ヤマハ C3 オーバーホール Vol.4 ダンパースティック - 2009.09.01 Tue

本体が終わり、これからアクション関係に入っていきます。
アクションの中でもあまり手を付けられない部分の一つとして、ダンパーアッセンブリーがあります。

グランドピアノの場合、鍵盤の後ろに直接乗っかってくるので、重さがストレートに加わります。
でもそこがスティックで動きが悪かったら、タッチの重さはひどいことになります。
今行っているピアノもダンパースティックになっていました。

でもそこでおかしな現象がありました。
それは
IMG_0068.jpg




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Author:arakipiano
32年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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2009年09月30日 (水)
不具合の対応法1.ヤマハグランドピアノ新品
2009年09月23日 (水)
鍵盤の重さ ヤマハS6とC3
2009年09月18日 (金)
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2009年09月17日 (木)
ヤマハ C3 オーバーホール Vol.9 整音
2009年09月15日 (火)
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2009年09月13日 (日)
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 作品22
2009年09月10日 (木)
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2009年09月06日 (日)
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2009年09月04日 (金)
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2009年09月03日 (木)
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2009年09月01日 (火)
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2009年09月01日 (火)
ヤマハ C3 オーバーホール Vol.4 ダンパースティック
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