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蓄音機の音 ピアノ工房月間最終セミナー - 2010.11.29 Mon

蓄音機の音を聴きに今日は遠く関東からもお越しいただきまして、本当にありがとうございました。
蓄音機の音を聴くということだけがメインではなく、音の変遷、これらが今のピアノにどうつながっているかをお伝えできればと思いました。
PB280021.jpg

私は決して蓄音機の専門ではありません。
しかも、音響などの歴史的なことも詳しいわけではありません。
これらはすべて、関東のクラヴィアハウス一條様のご協力のもと、出来ました。

SP盤時代、私はまだ生まれていませんので、録音をタイムリーな時代で聴いていたわけではありません。
でも80年前の音が、しかも生音が聴けるというのは、その時代のピアノを修理などするのにも大変役に立っています。




ショパニスト関西 コンサート! - 2010.11.24 Wed

今日担当させていただいたコンサートは今までにないものでした。
ショパンが好きという方々が集まってのコンサート。
条件は素人。

たまたま縁あってこの会に入っていらっしゃる方のお宅に調律に伺ったのがきっかけで、コンサートの仕事もさせていただくことになったのですが、素人といってもただの素人ではありません。
ショパンに対する愛情、ピアノに対する愛情、音楽に対する愛情、仲間に対する愛情、こういうコンサートはびっくりしました。

もちろん仕事柄ずっと裏にいたのですが、そこの熱気たるや。




歴史的鍵盤楽器への招待 レポートアップしました - 2010.11.22 Mon

先日行われたセミナー、「歴史的鍵盤楽器への招待」のレポートをアップしましたので、是非ご覧下さい。

次回は最後となりますが、「蓄音機を使って秘蔵音源を体験」です。
蓄音機が全盛期だった時代のピアノも多く修復している所から、当時の音をSP盤で聞くのはおもしろいです。
自然とシャーとかいう雑音を頭の中で、取り除いているのが不思議です。
人間の耳(脳)はよくできています。

色んなジャンルで、楽しんでいただけるよう準備いたします。

是非お時間ある方は体験ください。
お待ちしています。



修理の修理 YAMAHA G2 4 - 2010.11.18 Thu

今日、納品となりました。
納品までの作業は、、、
PB150011_20101118223200.jpg

ダンパーのフェルトが長くなって、切れだしています。
この状態が続くと、フェルトが弦に触れたままで、音が伸びません。
これをカットしていきます。




修理の修理 YAMAHA G2 3 - 2010.11.16 Tue

タッチが揃わない、重い、それぞれの問題がわかりました。
以前修理した個所がバラバラだったことで、根本の問題ということでした。

ピアノというのは消耗する部分と、しない部分があります。
特に鍵盤は消耗する部分があるので、消耗するとガタガタになります。
その箇所を以前貼り替えてあるのですが、その貼り方が、、、
PB150001.jpg

鍵盤下部に穴があいており、そこにピンが入るのですが、その穴のサイドに張ってあるクロスが、鍵盤の上下運動の時ピンとの摩擦で消耗していきます。
それが進むと、鍵盤の横ブレがひどくなってくるのですが、そうなると赤いクロスの交換となります。
今回の場合、そのクロスが穴の中で、長いこと長いこと。
長すぎて、ピンとの摩擦も多く、鍵盤が重くなっていました。
その長い部分をひとつずつ切っていきました。




ペダルの話 レポート作成しました - 2010.11.15 Mon

10/31に行われたセミナー 「ペダルのお話」のレポートをホームページにアップしましたので、是非ご覧下さい。
ブログの内容とも重なる部分があるかと思いますが、感想もお寄せいただいています。

次回は今度の日曜、調律師を体験するレクチャーです。
わがうたまくら社の水野が担当いたします。
調律師の仕事に興味ある方、体験したい方、是非お待ちしています。




歴史的鍵盤楽器の中身は - 2010.11.14 Sun

本日行われた、「歴史的鍵盤楽器への招待」には遠くは東京からもお越しいただき、ありがとうございました。
短時間で約400年分の話と現物を見ていただくセミナー、みなさんの熱気が伝わりました。
DSCF0309.jpg


チェンバロ、クラヴィコード、フォルテピアノ。
それらを作った背景、歴史、音楽家、などのおはなしをさせていただきました。
貴重なDVD映像も見ていただきましたが、やはりここならではのことをやらないと意味が無いので、ピアノ工房ですから、全てを分解して触っていただきました。







修理の修理 YAMAHA G2 2 - 2010.11.11 Thu

今日は黒檀接着です。
PB100019.jpg
このドイツ製ヤーン社製の黒檀は、面取もなめらかで、特にグリッサンドなどしたときにきれいに手にはまり、離れていきます。
もちろん痛くありません。
昔、国産の物を取り付けたときには、後の面取をしっかりやらないと、切れるのではと思ったほど尖ってました。





修理の修理 YAMAHA G2 - 2010.11.10 Wed

T様のピアノの修理を行っています。
しかも、修理の修理。

すでにハンマー交換が行われたピアノですが、いろいろと調子が良くないということで、うかがわせていただきました。
すると、ちょっと首をかしげたくなるような修理が施されていました。
メーカーで修理されたというピアノですが、なぜ、オリジナルの状態をガラっと変える必要があったのかわかりませんが、ヤマハの良さまで消えているピアノになっていました。

そして、鍵盤の重いこと!
この重さでは指を痛めてしまうのでは、と思ったほどです。

アクションをお預かりして、根本的な土台からの見直し修理となりました。
PB100001.jpg

68gのおもりで下がりません。
ハンマーを交換したあとは重さが変わるので、鉛調整を施さなければいけないところを、全くやっておらず、そのせいで、極端に重いタッチのピアノになっていました。






煌めきピアノコンサート レポート - 2010.11.08 Mon

先月末に行われた、歌枕直美の「煌めきピアノコンサート」のレポートが出来ました。
うたまくらのホームページで、ご覧いただけます。

どうぞアクセスして、ご覧ください。

こちら

次回のコンサートは来年の3月を予定しています!




ペダルのお話は? - 2010.11.02 Tue

DSC08459_convert_20101101212807.jpg
日曜日に始まった、うたまくらピアノ工房月間。
煌めきピアノコンサートに続き、セミナーです。
今回はペダルのお話し。

雨の中、遠くは広島からもお越しいただき、本当にありがとうごじました。

詳しくはうたまくらのホームページにレポートとしてアップしますので、お楽しみにしてください。
簡単に何が行われたのかというと、、、




煌めきピアノ終わりましたがこれからがスタート - 2010.11.01 Mon

今日無事にうたまくらピアノ工房月間のオープニングでもある、煌めきピアノコンサートが終了しました。
DSC08418.jpg


歌枕のピアノに合わせての曲も弾かれたピアノが引き立ちます。
詳しくはまた、ホームページでのレポートでお伝えいたします。




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arakipiano

Author:arakipiano
38年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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2010年11月29日 (月)
蓄音機の音 ピアノ工房月間最終セミナー
2010年11月24日 (水)
ショパニスト関西 コンサート!
2010年11月22日 (月)
歴史的鍵盤楽器への招待 レポートアップしました
2010年11月18日 (木)
修理の修理 YAMAHA G2 4
2010年11月16日 (火)
修理の修理 YAMAHA G2 3
2010年11月15日 (月)
ペダルの話 レポート作成しました
2010年11月14日 (日)
歴史的鍵盤楽器の中身は
2010年11月11日 (木)
修理の修理 YAMAHA G2 2
2010年11月10日 (水)
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2010年11月08日 (月)
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2010年11月02日 (火)
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2010年11月01日 (月)
煌めきピアノ終わりましたがこれからがスタート
by AlphaWolfy

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