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YAMAHA モデルNo.1 - 2013.11.26 Tue

大正13年(1924年)のヤマハがうたまくらピアノ工房に展示されています。
昨年秋に修理を終え工房に展示されました。
このピアノはオーバーホールを行なって、これから50年、100年と使っていただけるように仕上げました。

この時代の木材の素晴らしさは現代でも十分感じ取れるものです。
無垢の木でできた昔の頑丈で重たいな家具のように、音色にも表れています。
この時代日本はまだピアノに関しては発展途上でした。
しかし、ヨーロッパ製にも劣らない楽器を職人が作り上げていました。
yamahano105.jpg




ブリュートナーの鍵盤修理 - 2013.11.20 Wed

1930年製のブリュートナーがやってきて、鍵盤部分だけ仕上がっていなかったので、その修理を行いました。
戦前のピアノに多くあることですが、鍵盤の裏側にクロスが張ってあります。
金属の棒が鍵盤に刺さっていてその金属が当たる部分にクロスが貼ってあります。
これが通常のピアノですが、ブリュートナーは違いました。

PB130001.jpg

クロスの代わりに皮が貼ってあります。
しかもかなり薄く柔らかい皮です。
80年という歳月がその皮を硬化させ、縮まらせ、金属との接触の感触が引っかかっていました。



ベーゼンドルファー 170 1979年 - 2013.11.13 Wed

素晴らしい時代のベーゼンドルファーがやって来ました。
PB110004.jpg

この時代のベーゼンドルファーを何台か作業したことがありますが、どれも響きに奥行きが感じられ、とろけるような音色です。
pp〜mpがの響きが特に素晴らしく、部屋中に響き渡ります。
170cmという小さなボディーから、なにか秘められているかのようで存在感を表す音の魂が聴こえてきます。
ピアノって大きさではないのだなあと、つくづく感じさせられるピアノの一つです。

ベーゼンドルファーの歴史は様々な所で紹介もされているので、省きますが、その時代時代でピアノの構造が違います。
1980年代に入ると今までの響きに疑問を持って試行錯誤の時代に入ってしまい、構造が定まらず揺れ動きます。
1970年代までの良き時代のベーゼンを探すのは結構大変なことです。



こんなスペースにベヒシュタイン - 2013.11.06 Wed

先月搬入したBECHSTEIN S 140が納品されました。
この大きさですが響き、タッチ、音色はベヒシュタインそのものです。

PA310014.jpg

購入頂いたE様のお宅は建てられた時の工夫がありました。
将来的にグランドピアノが欲しいということで、そのグランドピアノが入るルート、つまり玄関からのピアノが通るルートのスペースを確保されて設計されていました。
何回か曲がる個所がありますが、ゆったりと曲がれます。
一番奥には防音室があります。
ゆったりとアップライトが2台入るスペースです。
しかし、グランドピアノは最低でも2~3畳のスペースが取られてしまいます。

奥様のチェロも弾けるようにと、防音室のスペースを最大限に広く使いたいとのこと。
それにはある程度の小さいピアノが必要でした。
ベヒシュタイン140cmがぴったりでした。



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Author:arakipiano
32年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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2013年11月26日 (火)
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2013年11月20日 (水)
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