YAMAHA G2 1983年製 - 2014.09.29 Mon
次の方へ是非手渡してください。
というご依頼を受けて今、うたまくらピアノ工房にYAMAHA G2があります。
これから外装の磨き、金属関係の磨き、鍵盤関係の消耗部分の交換、調律、調整という内容を施していきます。
このGシリーズは1994年に終わりますが、モデルとしては50年近くの歴史があります。
その期間、時代とともにどんどん変化していきます。
Cシリーズとは性格が違うピアノだったのが、後期では構造がどんどん似てきました。
意外とGシリーズのほうが好き、という方が多いのですが、発音に無理していなく、長い時間での練習などでは耳が疲れません。

シミなど全くなく非常に状態の良いアクション。
というご依頼を受けて今、うたまくらピアノ工房にYAMAHA G2があります。
これから外装の磨き、金属関係の磨き、鍵盤関係の消耗部分の交換、調律、調整という内容を施していきます。
このGシリーズは1994年に終わりますが、モデルとしては50年近くの歴史があります。
その期間、時代とともにどんどん変化していきます。
Cシリーズとは性格が違うピアノだったのが、後期では構造がどんどん似てきました。
意外とGシリーズのほうが好き、という方が多いのですが、発音に無理していなく、長い時間での練習などでは耳が疲れません。

シミなど全くなく非常に状態の良いアクション。
セミナー ベヒシュタインK と 防音室 - 2014.09.24 Wed
ブリュートナー修理大詰め - 2014.09.17 Wed
いよいよ修理も大詰め、アクションのボンドで交換されてしまっているところをこのピアノができた時代に使われているニカワで接着し直します。
温めてボンドを柔らかくして、接着を剥がしていきます。ボンドはどんなことをしてもヌーっと柔らかいのです。
弦をたたく部分はフェルトですが、木の部品に巻かれています。それらの接合部分の接着がピアノから出てくる音に多いに関わってきます。

温めてボンドを柔らかくして、接着を剥がしていきます。ボンドはどんなことをしてもヌーっと柔らかいのです。
弦をたたく部分はフェルトですが、木の部品に巻かれています。それらの接合部分の接着がピアノから出てくる音に多いに関わってきます。

裏方のプロ - 2014.09.10 Wed
雑音と共鳴 - 2014.09.03 Wed
今年の夏はとにかく雨が多かったです。
そして、これらの影響もピアノが受けていました。
今年の特徴としてピッチ(音程)が高くなるということでした。
湿度が高くなり木部が湿気を吸って反ってくる、響板が盛り上がる、弦を引っ張る、ピッチが高くなる。
ひどいところでは445Hzになっていたところもありました(通常442Hz)。
湿度管理されているところではこのような変化は少なかったです。
これらにともない雑音、共鳴も出てきていました。
いろんな方からHelp!のご連絡をいただきましたが、伺う時は数日経っていたりで、症状が消えていることがしばしばです。
ある方はそういう経験もされているので、今どきならではのスマートフォンで録画してくださって、その症状を残してくださっていました。
それを見て大体の予測ができ、対応できた場合もあります。
そして、これらの影響もピアノが受けていました。
今年の特徴としてピッチ(音程)が高くなるということでした。
湿度が高くなり木部が湿気を吸って反ってくる、響板が盛り上がる、弦を引っ張る、ピッチが高くなる。
ひどいところでは445Hzになっていたところもありました(通常442Hz)。
湿度管理されているところではこのような変化は少なかったです。
これらにともない雑音、共鳴も出てきていました。
いろんな方からHelp!のご連絡をいただきましたが、伺う時は数日経っていたりで、症状が消えていることがしばしばです。
ある方はそういう経験もされているので、今どきならではのスマートフォンで録画してくださって、その症状を残してくださっていました。
それを見て大体の予測ができ、対応できた場合もあります。