フッペル 思い出のピアノを次の世代へ Vol.3 - 2016.11.30 Wed
長年の環境に影響されて外装がかなり劣化されています。
当時の塗料を剥がして綺麗な木目が出たら、木目使用にするつもりでしたが、なんとピン板以外は全て無垢材(一枚板)で作られていました。
継ぎ目があったり、黒前提に作られていたので、今回も黒にしました。
当時の雰囲気を生かし艶消しです。
無垢材は反ってしまう、割れてしまうことにつながります。
横の板も40cm位の幅がありますが2枚の無垢材でできていました。
その板も板目材なので見事に反っています。
足も厚さ5cmもある無垢材なので大きく反っています。
これらを真っすぐにするのではなく、今の状態のまま反りに逆らわず取り付けることにしました。

当時の塗料を剥がして綺麗な木目が出たら、木目使用にするつもりでしたが、なんとピン板以外は全て無垢材(一枚板)で作られていました。
継ぎ目があったり、黒前提に作られていたので、今回も黒にしました。
当時の雰囲気を生かし艶消しです。
無垢材は反ってしまう、割れてしまうことにつながります。
横の板も40cm位の幅がありますが2枚の無垢材でできていました。
その板も板目材なので見事に反っています。
足も厚さ5cmもある無垢材なので大きく反っています。
これらを真っすぐにするのではなく、今の状態のまま反りに逆らわず取り付けることにしました。

ピアノの可能性 - 2016.11.16 Wed
先日、長年音楽祭でご一緒させていただいているピアニスト、中川賢一さんのコンサートの仕事を名古屋で担当させていただきました。
音はピアノのみ、しかしそれに映像とダンスが加わり、アートの世界が大ホールに広がります。
ピアノは2台フルコンサートピアノと自動演奏ピアノ、プラスToyPiano。
これだけでも普通のコンサートの状況と違います。

曲は現代曲での構成で、いろんな作曲家のを取り上げられていました。
このコンサートは昨年12月から合宿をして準備をされ、東京公演を終えてからの名古屋でした。
本番の1週間前からみなさんが現地入りをして準備をして、私は3日前に現場に入ってピアノの調律、調整を行いました。
演奏された現代曲のオリジナルはソロピアノの演奏ですが、それが映像、ダンスが加わると、次の次元に行くかのうようです。
音はピアノのみ、しかしそれに映像とダンスが加わり、アートの世界が大ホールに広がります。
ピアノは2台フルコンサートピアノと自動演奏ピアノ、プラスToyPiano。
これだけでも普通のコンサートの状況と違います。

曲は現代曲での構成で、いろんな作曲家のを取り上げられていました。
このコンサートは昨年12月から合宿をして準備をされ、東京公演を終えてからの名古屋でした。
本番の1週間前からみなさんが現地入りをして準備をして、私は3日前に現場に入ってピアノの調律、調整を行いました。
演奏された現代曲のオリジナルはソロピアノの演奏ですが、それが映像、ダンスが加わると、次の次元に行くかのうようです。
全体張弦 YAMAHA G2 納品 - 2016.11.09 Wed
K様所有のYAMAHA G2の全弦交換の納品が終わりました。
お住まいの部屋のリフォームを兼ねてピアノも行なった形です。
長期間お預かりするとレッスンはできません。
リフォームの期間中お預かりしました。
新しい床の防音室にピアノは入りました。

まず大きくは、弦が新しくなったことで音が伸びやかになりました。
特に巻線は、オリジナルの弦はどんどん音が詰まったように伸びなくなっていきます。
これがズーンと伸びのある太い音になりました。
2型の大きさなのに、3型以上の音に聞こえたと喜んでくださいました。
また、フローリングの床に反射したり、壁に反射したり心地よい響きのピアノになりました。
お住まいの部屋のリフォームを兼ねてピアノも行なった形です。
長期間お預かりするとレッスンはできません。
リフォームの期間中お預かりしました。
新しい床の防音室にピアノは入りました。

まず大きくは、弦が新しくなったことで音が伸びやかになりました。
特に巻線は、オリジナルの弦はどんどん音が詰まったように伸びなくなっていきます。
これがズーンと伸びのある太い音になりました。
2型の大きさなのに、3型以上の音に聞こえたと喜んでくださいました。
また、フローリングの床に反射したり、壁に反射したり心地よい響きのピアノになりました。
現地修理 高音部の全弦交換 - 2016.11.02 Wed
ピアノ教室を自宅でされていて、ピアノの年数が経ってきました。
最近高音部の断線も増えてきて、そろそろ弦の限界がきている模様。
断線のたびにそこだけの交換をしていると、新しい弦は落ち着かず、すぐ狂ってしまうので音程がずっと不安定です。
そこでお勧めしたのが高音部セクションの全弦交換です。
弦が鉄骨の下をくぐっていて、その鉄骨と弦の接点のところで、弦が鉄骨に食い込んでいるため、その溝(食い込み)を無くして、磨いて鉄骨も弦も新しい形になります。

最近高音部の断線も増えてきて、そろそろ弦の限界がきている模様。
断線のたびにそこだけの交換をしていると、新しい弦は落ち着かず、すぐ狂ってしまうので音程がずっと不安定です。
そこでお勧めしたのが高音部セクションの全弦交換です。
弦が鉄骨の下をくぐっていて、その鉄骨と弦の接点のところで、弦が鉄骨に食い込んでいるため、その溝(食い込み)を無くして、磨いて鉄骨も弦も新しい形になります。
