30年前のYAMAHAのオーバーホールが始まっています。
この時代のものは修理をすればまだまだ使えるので完成が楽しみです。

ハンドマフラーも付いている時代のもので、これも取り除きます。

アグラフの部品は通常真鍮の色、金色になっているのですが、これは湿度が高くで変色し真っ黒になってしまいました。
これも磨きます。

鉄骨の汚れも綺麗に拭き取りまだまだ輝いています。
弦が乗っている赤いフェルトも汚れや錆で薄汚くなっているので鮮やかな赤で作り直します。

磨く前のアグラフ
真鍮製なので湿気が多ければ変色も大きいです。

磨いた後のアグラフ

結構汚れが多いピアノだったので、徹底的に綺麗にして新品同様の状態に持っていきます。
張弦を始める前の準備ですが、これらの準備が綺麗にできて初めて次のステップに移ります。