topimage

第二の人生 - 2007.10.02 Tue

今日はT様のお宅の調律でした。
T様は今年60歳、この春定年で今はピアノと水彩画を習われていらっしゃいます。

ピアノはPruthner(プリュートゥナー)。
マホガニーの国産です。
イメージ 1

イメージ 2


実は二字違いでドイツの有名なメーカーがあります。
Bluethner(ブリュートゥナー)1853年創業(スタインウェイ、ベヒシュタインと同じ年です)

日本で一昔前ピアノがバンバン売れた時代がありました。
その中でいわゆるヤマハ、カワイ以外の中小メーカーは30社ぐらいあったのですが何か特徴付けるためにいろんな工夫をしました。
そして、なまえも日本の名前ではなく、いかにもヨーロッパという名前をつけたのです。

このプリュートゥナーは当時ヤマハ、カワイが既に樹脂製のアクションを作っていたのに対して、すべて木でできていることの重要性を武器にしていました。
実際に何年経っても修理が可能なのは言うまでもありません。
T様もそういう部分を考えて買われたそうです。

お子さんが結婚され離れてしまい、ピアノは家に残されました。
誰も弾かれずに残ったピアノをもう一度定年を機にご自分で弾こうと思われたそうです。
今では楽譜も全く読めなかったのが半年のレッスンで、「星に願いを」を弾かれています。
そして、お子さんが帰ってこられたときにもピアノがあることで家の中にピアノの音楽が流れるようになったということです。

ピアノも生き返ったことでしょう。
半年前の調律のときにはすごい狂いかたでしたが、今回はしっくり落ち着いて微妙な変化だけで済みました。


次回は是非レパートリーを増やして一曲披露してくださいと頼んでいます。
イメージ 3


また来年が楽しみです。



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Author:arakipiano
32年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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