オケ中ピアノ その役目 - 2007.09.16 Sun
オケ中と言う言葉をご存知でしょうか。
カラオケの中でという意味ではありません。
ご存知の方も多いと思いますが、今回はオケ中ピアノにスポットを当てましょう。
カラオケの中でという意味ではありません。
ご存知の方も多いと思いますが、今回はオケ中ピアノにスポットを当てましょう。
この写真の中でピアノがわかるでしょうか。
左端(業界では下手)のハープの奥にあります。
もちろんピアノの役目として他のオーケストラの楽器と同様に扱われるのですが、ピアノの音を活かした演出がある曲というのは以外と少ないものです。
今回のオケ中の曲はルトスワフスキ(ポーランド)の交響曲第4番。

ピアニストは10数年来の知りあいのE様。
読売日響のピアノのエキストラをされています。
ルトスワフスキの交響曲第4番の中でピアノはソロのようにメロディーが出てきます。
そしてE様からの直前の注文は「地味な曲ですが、時々壊れたような即興のようなピアノソロがあるので、押さえなくて大丈夫。楽しみにしています。」とメールが入ってきました。
ピアニストは10数年来の知りあいのE様。
読売日響のピアノのエキストラをされています。
ルトスワフスキの交響曲第4番の中でピアノはソロのようにメロディーが出てきます。
そしてE様からの直前の注文は「地味な曲ですが、時々壊れたような即興のようなピアノソロがあるので、押さえなくて大丈夫。楽しみにしています。」とメールが入ってきました。
小さいときにはNHK教育テレビの“ピアノのおけいこの”生徒もされていてテレビデビューもされています。(ご本人はあまり言いたくないのかもしれませんが、、、)
そしてベルリンに留学され数年前に帰国。
たまたまここ大阪でのある演奏会で知り合ってから、いろんな意味での意気投合があって音楽を作る上でお互いに刺激しあえる方です。
そしてベルリンに留学され数年前に帰国。
たまたまここ大阪でのある演奏会で知り合ってから、いろんな意味での意気投合があって音楽を作る上でお互いに刺激しあえる方です。
そしてこのオケ中の曲は1993-02-05 初演で ロザンゼルスでルトワフスキー自身の指揮で演奏されています。
現代曲ですね。
ソ連政府の一切の文化的抑制に対して屈しないことを公的に表明しての作風だそうですが、この日の指揮者も同郷のスクロヴァチェフスキ氏(ポーランド)で84歳で読売日響の常任指揮者になられたそうです。
第二次世界大戦の負傷でピアニストの道を断念して指揮者になられたそうです。
80歳代で元気な方はどこか芯がしっかりしていて、普通の人ではまねのできないものをお持ちのような気がします。
現代曲ですね。
ソ連政府の一切の文化的抑制に対して屈しないことを公的に表明しての作風だそうですが、この日の指揮者も同郷のスクロヴァチェフスキ氏(ポーランド)で84歳で読売日響の常任指揮者になられたそうです。
第二次世界大戦の負傷でピアニストの道を断念して指揮者になられたそうです。
80歳代で元気な方はどこか芯がしっかりしていて、普通の人ではまねのできないものをお持ちのような気がします。
こういう曲と指揮者からエッセンスをもらえるのもなかなか無いものだと思います。
指揮者が遠くに見える位置になりますが、ピアノの角度、譜面台の角度もいろんな工夫がされています。

ピアノの前かまち(鍵盤の上に横たわる木の部分)をうまく利用して楽譜をのせ、譜面台の角度を調整されているのを見たときには、さすがと思いました。
この仕事を長年されていないとわからない裏技だと思います。
ピアノの前かまち(鍵盤の上に横たわる木の部分)をうまく利用して楽譜をのせ、譜面台の角度を調整されているのを見たときには、さすがと思いました。
この仕事を長年されていないとわからない裏技だと思います。
東京のサントリーホールの公演もがんばってください。
ピアノというのは一人で弾けて楽しめる楽器でもありますが、こうやっていろんな場面で活躍できる楽器でもあります。
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