topimage

残念なこと - 2007.09.14 Fri

購入後9ヶ月のYAMAHAのC3LAを見る機会がありました。
この機種は過去にも何度か見させていただいたことがあり、良くまとまったピアノだという印象でしたが今回は手の施しようが無い状態でした。

音がぐるぐる回って低音が芯の無い音、と言われました。


弾いた感じ
音がもこもこしている、かと思えばカンカン出るところもバラバラにある。

タッチ
異常に重たい

調律
437Hzまで下がって狂っている

整調
異常なくらい変化している

でもこれらのことはここ数年少なくとも感じていたことで、この感覚が私だけなのかどうかが問われます。
弾き手が弾きやすければそれでよいと言えばそれまでなのですが。

とにかく鍵盤の重さを測ると
低音白鍵:70gの重りで下がらない(重りのリミット)
低音黒鍵:白鍵以上に重たい
中音:52g~62gでばらついている 黒鍵は+5g
高音:68g 黒鍵は+5g

つまり88鍵で20gの誤差がありばらついているピアノということです。
湿気ている訳でもなく通常の管理をされていて、これだけひどい状態のピアノは初めてです。

やはりこの土台ではいくら詰めた整調を行ってもタッチはバラバラのままです。
どうしてもこれ以上作業を行うことができず、現状を報告して理解していただきました。
そして次の手はメーカーに訴えることです。
ヤマハの鍵盤重さの調整はどういう状態で正常なのか。

電話していただきましたがピアノを見てみないと何とも言えない、近くの特約店の技術者を向かわせる、などのやりとりがあったそうです。
ヤマハの技術者が見ないと保証できないということはわかりますが、何をもって正常な状態かを知っているヤマハの技術者はどれだけいるかが疑問です。

とにかく被害者はピアノの持ち主なのでこういう状態のものは早く解消しなければと思うのですが、保証が絡む難しい問題です。

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Author:arakipiano
32年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
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