ペトロフがやってきた!Vol.4 - 2008.05.04 Sun
最後の仕上げ整音です。
とその前に、もう一カ所掃除がありました。
とその前に、もう一カ所掃除がありました。
写真の丸い棒、これは右ペダルを踏むと動いて、ダンパー全部を持ち上げる役目のものですが、これが結構汚れています。
金属とクロスの摩擦なので、雑音が鳴らないようにしますが、メーカーによっては油系のものを塗ったりしてきます。
するとそこにホコリが付着して、棒の表面がザラザラのヤスリ状になり、逆に緑のクロスを摩耗させることに繋がります。
ほんの数年で交換ということもありました。
いろんな意味での掃除は、後々作業がしやすいようにということと、消耗を極力抑え長持ちさせるためでもあります。
昔と違って材質が低下しているこの時代だからこそ必要だと考えます。
昔と違って材質が低下しているこの時代だからこそ必要だと考えます。
そして整音。

音を聴いて、う~んもうちょっと伸びが欲しい、、、低音、中音、高音のバランスが悪い、、、ppが硬い、、、これらを考えて針を入れていきました。
見事、一本も針が入っていません。ジャリジャリという感触でした。
素材は良いから、やれば良い音になるのに。
音を聴いて、う~んもうちょっと伸びが欲しい、、、低音、中音、高音のバランスが悪い、、、ppが硬い、、、これらを考えて針を入れていきました。
見事、一本も針が入っていません。ジャリジャリという感触でした。
素材は良いから、やれば良い音になるのに。
針跡を消します。
さっそく今日お客様がみえて、他で弾いたペトロフと比べてくださいました。
開口一番「違う!全然違う!」
中欧の雰囲気と音楽のイメージがご自身のイメージに合った形になったということでした。
開口一番「違う!全然違う!」
中欧の雰囲気と音楽のイメージがご自身のイメージに合った形になったということでした。
愛情をたっぷり注ぎ込んだピアノになったと思います。
自画自賛は危険ですが、、、。
自画自賛は危険ですが、、、。
● COMMENT ●
トラックバック
http://arakipiano.blog43.fc2.com/tb.php/12-e56feafa
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)