ベヒシュタイン 12 n 1964年製 - 2007.08.02 Thu
まさにこのピアノはベヒシュタイン一族が最後の経営をしていた時代の物です。
このピアノはS様が2年前に購入してくださり、大事にきれいに使っていただいています。
今ではすっかりS様の音になってお部屋にたたずんでいます。

このピアノはS様が2年前に購入してくださり、大事にきれいに使っていただいています。
今ではすっかりS様の音になってお部屋にたたずんでいます。
この美しい流れるような縦の木目。
薄い化粧板を表面に貼っているのですが、縦の木目に沿って曲げるのは難しい技術です。
それを会えてこの一番小さい機種に施しています。

薄い化粧板を表面に貼っているのですが、縦の木目に沿って曲げるのは難しい技術です。
それを会えてこの一番小さい機種に施しています。
アクションもレンナーの中の最高級です。
ハンマーレールはマホガニーで透明な塗料が塗られそこに大きくRENNER、ハンマーのウッドの方にも艶出しの塗料。
見た目だけの豪華さではなくそれに伴う質の音色が出ています。
そしてS様の出す音色がアクションを見るだけで伝わってきます。

ハンマーレールはマホガニーで透明な塗料が塗られそこに大きくRENNER、ハンマーのウッドの方にも艶出しの塗料。
見た目だけの豪華さではなくそれに伴う質の音色が出ています。
そしてS様の出す音色がアクションを見るだけで伝わってきます。
鍵盤を外すとその下には、見事なまでの木で作られている枠が見えます。
昔はこれが当たり前でしたが、今となっては大変貴重です。
合板、チップ材、鉄枠、いろいろと作られていますがこの時代のまま作っているのは珍しくなってしまいました。

昔はこれが当たり前でしたが、今となっては大変貴重です。
合板、チップ材、鉄枠、いろいろと作られていますがこの時代のまま作っているのは珍しくなってしまいました。
こういうピアノを見極める力、というよりも何かビーンと来る感触をS様はとらえられたのだと思います。
やはりピアノは語ってくれる物だと思うのです。
やはりピアノは語ってくれる物だと思うのです。
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