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スクエアーピアノの不思議 - 2008.07.17 Thu





今回伺ったのはギター奏者の松井朝敬さん宅で、そこには古いスクエアーピアノが置かれていました。

1900年代初頭~1940年代頃のSwing,Jazz,Hawaiian,Ragtime,Manouche Swing 等を最も得意とする弦楽器演奏家・作編曲家集団の創始者です。詳しくはこちら

お部屋には何本もギターがぶら下がっており、バンジョー、ウクレレなど年代物の楽器がこだわりを持った形で置かれていました。

ここになぜかスクエアーピアノが、、、
DSCN4717.jpg

アメリカ、ニューヨーク製のMATHUSHEK PIANO です。
DSCN4713.jpg

1852年創業ということでスタインウェイの前の年ですね。
1958年まで記録がありますが、その後は無くなってしまいました。
2005年に復活したそうですが、50年を経て復活したピノはどんなんでしょう。


DSCN4716.jpg

構造上結構調律が難しかったりしますが、88鍵ありしっかりしたピアノです。
DSCN4712.jpg


アクションです。
DSCN4706.jpg

DSCN4705.jpg



あまりこれらのピアノに関しては詳しくないのですが、調整していておもしろいです。
現在では使われていない構造があったり、それをどこかが採用していたり。
ホンの少し紹介しますと、

DSCN4709.jpg
この写真の奥に見える緑のバーがあります。
左のペダルを踏むことにより普通は鍵盤が右にずれますが、この構造は緑のバーが上がり、鍵盤の後ろを持ち上げます。
すると、鍵盤全体が5mmほど下がり、ハンマーも半分上がり打弦距離が短くなり音量が小さくなります。
アップライトの構造に似ています。
現行ピアノでこの方式を使っているのがイタリアのFAZIOLIの4本ペダルコンサートグランドです。

いろんな材質がしっかりとしていて現在まで使われているのだなと実感します。
また、その意味を理解してくださっている松井さんだからこそ、この楽器も活かされているのだと思いました。

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Author:arakipiano
32年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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