第19回武生国際音楽祭 今日から開幕 - 2008.09.04 Thu
今夜から福井県越前市(旧武生市)で武生国際音楽祭が開かれました。
今回のテーマはオーストリア。
オーストリアと言えばいろんな有名な作曲家がいます。
バッハ、モーツァルト、ブラームス、シェーンベルク、などなど。
前夜祭はジャズで始まり、

多いに盛り上がり、オープニングの今日は出演者総出のコンサートでした。
武生と言う地は源氏物語にも縁がある地で、今年は源氏物語千年紀ということもありいろんな催しが予定されています。
その源氏時代からある楽器「笙」(しょう)という楽器にもスポット当て、現代音楽にも取り入れ注目します。

また、バッハ時代の日本では尺八があり、その奏法の一つである、フラッターという舌を巻き舌にしながら音を出す奏法は西洋と日本では考え方が違ったということです。
日本ではその震える振動の音は自然界に存在するいろんな雑音、つまりあるべき音という意味だそうで、西洋はそういう物を一切否定して純粋な音だけを求めたのだそうです。
そして現代、その奏法がいろんな楽器で当たり前のように、無くてはならない物として取り入れられています。
つまり300年前日本では300年後の音楽の最先端のことをやっていたのです。
ここでピアノはあくまでも一つの楽器として取り上げられるのですが、いろんなピアニスト、曲が目白押しで、熱い1週間となりそうです。
体力の維持を地元の味で補っています!
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