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手作りチェンバロとベヒシュタインの大移動 - 2008.09.23 Tue





K様はご自分で写真のチェンバロを作られました。
プロではなく全くの初心者なのですが、この腕前。
調律師でもなかなかこうはいきません。
DSCN5177.jpg

そして響板の中の絵もご覧の通り。
DSCN5178.jpg


ここで問題です。
なぜ鳥の絵、花、草木が描かれているのでしょうか?







昔は貴族の楽器でした。
その当時はもっともっと派手な装飾が施されているものも少なくありませんでした。
楽器職人は宮廷のお抱えでもあり、しっかりと守られていたようです。

生きた木を切って楽器にするので、その木が生まれ変わって楽器になっても以前のように木に花が咲き、鳥がとまり、また命が芽生えているかのように絵を描いたと言われています。


絵の腕前も素晴らしいの一言です。



このチェンバロが239cmあるのでエレベーターに入りません。
いつもの運送屋さんに頼み、8階階段上げです。
そしてベヒシュタインも移動で、最後の1階の階段上げの模様です。
DSCN5171.jpg

DSCN5176.jpg

DSCN5179.jpg

新天地で楽器も喜んでいるようです。

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32年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
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