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ベヒシュタイン トロピカル仕様 隠れた技Vol.2 - 2008.10.18 Sat





ベヒシュタイン トロピカルの第2弾です。

写真では見にくいかもしれませんが、普通木でできているところが真鍮でできています。

DSCN5205.jpg

特にアクションのあらゆる部品がいくつものパーツの組み合わせで、それぞれに湿度の影響があっても、極力変化の少ないものを作ろうとした技には脱帽です。

フレンジと言うネジの下にある平らな部品も普通は木でできていますが、真鍮です。
そしてそのフレンジに付いている緑色のひもも、例のごとく真鍮の糸が編み込んであり、切れないようにできています。

この真鍮製フレンジの極み付けをもっと100年以上前のエラールのアクションで見たことがあります。
いつの機会かにお話しできたらと思います。

そしてフレンジを取付けている鉄板も普通は木の板です。


DSCN5210.jpg

そして、ピン板の上面には真鍮のプレートが覆いかぶさっています。
また、弦の下にある真鍮の板も、通常はフェルトでできています。
通称「弦まくら」です。

見た目にもトロピカルかもしれません。
でも音色は決して派手ではなく、ベヒシュタイントーンのより洗練されたものを感じました。

内部の細かな技には挙げるときリがありませんが、次回は外装を取り上げてみたいと思います。

● COMMENT ●

Re: ベヒシュタイン トロピカル仕様 隠れた技Vol.2

とにかく驚きの連続です。
よくもまあここまで作るなあ、と思います。
当時の自社製品の誇りでしょうね、世界一という。

この時代ヤマハもベヒシュタインを手本にしてましたからね。
一度音を聴きにきて!


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32年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
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