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ピアノ弾き語録 Vol.6 線が細い! - 2008.11.24 Mon





大変な仕事でした。
コンサートの仕事でしたが、5年ぶりに伺ったホールとピアノ
以前の状態を想像していたら、とんでもないことが待っていました。

この春にハンマーを交換したとのこと。
しかも、その状態が右から左へとポンと交換したような形で、その後の調整、整音などが何とも中途半端。

「今日は演奏会ができるだろうか?」という不安から始まりました。
でもピアニストはそのような状態を想像していないわけで、ちゃんと普通に弾ける状態でピアノが待っていると思っています。
限られた時間の中、一からの整音をやらざるをえませんでした。

なんとかリハーサルまで間に合わせ、リハーサルがはじまると、3分も経たないうちに「今日ハンマー削りましたか?」鍵盤のうえのハンマーのホコリをしっかりと払っていなくて、ざらついて注意を受けました。
しまった!基本的なことが、、、。

コンサート1部終了後戻ってこられ、開口一番「線が細い楽器ですね。」
短時間での作業の限界を感じつつ、何も返す言葉が無く、うなずいていました。
でも弾き手はそんな状態でも本番をしっかりとこなさなければ行けないのです。
大変な仕事だと思います。
最後の仕上げは弾き手なので、そこの責任は大変大きな物だと思います。


コンサート自身は無事終わったのですが、納得のいかない仕上げでの本番、未熟でした。
言葉の裏に隠れている意味の重さに、つぶされないよう次につなげなければ!

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Author:arakipiano
32年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
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