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国産中古グランドピアノフェア開催 その魅力Vol.1 - 2009.01.08 Thu






うたまくら社として初めての取り組みです。
常々輸入ピアノの魅力は十分お伝えしていますが、改めて、国産ピアノの素晴らしさをご紹介したいと思います。
ただし、普通では魅力が出ません。
ある程度手を加える事により、よりいっそうの良さが見えてきます。

まず
1.昔のピアノの良さを改めて今の時代に出したい。
2.手の加え方次第で生まれ変わるほど良くなるという事をこの10年の取り組みで見えてきた。
3.輸入ピアノを見ているからこそ、国産の良さがわかる(部品の質、加工技術)。



今回はその1.をお伝えしたいと思います。
1.昔のピアノの良さを改めて今の時代に出したい。
このことは戦後になってから常に言われ続けている事ですが、この20~30年というスパンでも同じ事が言えます。

今の時代在庫を持ってはいけない事になります。
在庫=資産。
トヨタ生産方式という車を作る作り方がありますが、いろんな製造業が、この方式に転換して行っています。
つまり、生産過程で作っている途中の在庫、部品在庫等を極力減らし、無駄を省いて最短時間でピアノを作るという仕組みです。

しかし、このやり方は木でできているピアノには不適切です。
製作途中の在庫は、次の製造過程に移るまで眠っている時間があるからこそ、その時間で変化をさせ、次の作業工程でその変化分を直し調整していくという役割があります。
楽器か工業製品かの考えの違いでもあります。

その製造過程で寝かす時間をかけない作り方はつまりエンドユーザー宅で狂っていくということです。
こういうピアノを数多く見てきました。
また、それらのピアノをしっかりと調整しない、できない技術者も同じ数見てきました。
環境的に技術者の置かれている立場によって仕方ない部分もあるのですが。

現在20~30年位前の中古ピアノが多く出回っています。
今の生産台数の10倍以上を作っていました。
その時代のピアノは大量生産にせよ、時間をかけて作っています。
その中でのピアノを厳選して、うたまくらでワンランク上の調整を施して、新品を買うよりももちろん安く、妥当な価格でご紹介したいと思っています。

1・20からのフェア予定です。
詳しくはうたまくらのホームページにアップする予定です。

どうぞご期待ください。
次回第2弾、手の加え方次第で良くなるピアノの秘密を書いていきます。

● COMMENT ●

楽器か工業製品か

「楽器か工業製品か」、その通りだと思います。
アートはどこまでいってもアートのままでいて欲しいですね。

僕が通っているピアノ教室のピアノはG5だと思いますが、なかなかのポテンシャルの高さを感じます。よく鳴ります。
もう展示品とされてしまっていたピアノを使わせてもらっているのであまり手をかけてもらえずかわいそうなのですが。

先日流木で作ったティラノサウルスを見てきました。
3メートルほどの骨格で、骨の数(使っている流木の数)でいえばおそらく200くらいでしょうが、制作には軽トラ5台分の流木が必要だった!と書いてありました。ピタリとはまるものはそうないのでしょうね。
アートとはそういうもの、ピアノもまたしかり。

Re: 楽器か工業製品か

本当に難しい判断です。
どれだけお金をかけても良いかということにはならないので、現実をしっかりと把握して追及したいと思います。
技術者が技術だけに行かないようにもしたいと思います。

流木の話は面白いですね。
木は不思議です。
温かみと自由さと手に負えない自然の力があり、大好きです。


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Author:arakipiano
32年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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