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暖かい再会 桜満開! - 2009.04.14 Tue





今日の仕事は思い出深いものとなりました。


時はさかのぼって20数年前、イタリア時代の話です。
イタリア ナポリから船で1時間ほど行ったところに、ドイツ人などの保養地イースキァ島があります。
そこであるホテルでピアノの演奏会がありました。

そこに日本人のピアニストが来られていました。
海老彰子さんです。
海老さんもこんな島に日本人の調律師がいるなんてびっくりされたと思います。
とても気さくで穏やかで、反面演奏はエネルギッシュで繊細で、素晴らしい方でした。
遠い異国に地で同じ日本人が活躍されていることにすごく刺激を受けました。
そこでの仕事が終わって、バスで港へ向かっていたら、ナポリへ帰る船に乗る時間に間に合いません。
「これで帰って!」とタクシー代を頂き飛んで帰ったのを今のことのように思い出します。

こんな出来事をコンサートのトークに名前入りで海老さんが話してくださったのです。
P4100003.jpg
何でもやってもらって当たり前、というアーティストが多い中、大勢のスタッフがあってのコンサートですと、言い切れるところが素晴らしいことだと思います。

演奏もバッハ、ショパン、そしてお姉さんの裕子さんとのデュオでモーツァルト、ミヨー、リスト。
絶妙のコンビネーションでした。

デュオですから2台を朝から完璧に調律していたのですが、リハーサルで弾かれて行くうちもどんどん変化して行って、実はリハーサルでは海老さんのタッチに耐えられなく、調律が結構狂ってしまったのです。
でも立ち会いがあってのコンサート、しっかりとリハーサル後カバーさせていただきました。
本番はうまく行ってホッとしました。

サイン会も一人一人丁寧にされ、本当に人柄が現れていらっしゃいます。
最後にお母様も含めてご家族で写真を撮らせていただきました。
P4100011.jpg
また、どこかでこういう再会があることを願っています。
(左から海老裕子様、荒木、お母様、海老彰子様)


ホールの外では満開の桜が街灯に照らされて光っていました。




海老彰子
東京藝術大学在学中に、第41回日本音楽コンクール(ピアノ部門)で優勝。フランス政府給費を得て単身渡仏。パリ国立音楽院をプルミエ・プリ(首席)卒業後、大学院課程に相当する研究科を卒業。
受賞歴

1975年、第16回ロン=ティボー国際コンクールで第2位大賞。併せて、アルトゥール・ルービンシュタイン賞をはじめとする4つの特別賞も受賞。
1980年、第10回ショパン国際ピアノコンクールで第4位無しの第5位受賞(姉の海老裕子と共に姉妹出場した)。
1981年、リーズ国際ピアノコンクール入賞。
レパートリー

バロック音楽から近代音楽、現代音楽まで幅広い。 特にショパン、リストなどのロマン派ヴィルトゥオーゾ作品やラヴェル、ドビュッシーをはじめとするフランス音楽を得意としており、時として『フランス音楽のオーソリティー』といわれる事がある。 邦人作曲家では、武満徹、大江光など。

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Author:arakipiano
32年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
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