生まれ変わりますヤマハC7 Vol.5 張弦 - 2009.04.28 Tue
ようやく弦を張り終えました。

セミコンともなると弦の長さも長いです。
ここでもちょっとこだわりの弦です。
といってもヨーロッパのメーカーでは普通に使われている、弦と巻き線です。
国産のよりも気持ち柔らかく、通常鳴りすぎる高次倍音は程よく含まれていて、芯が太く良い響きです。
そしてこれらの弦をしっかり止音するダンパーの部品も、長年の使用で汚れています。
写真手前の銀色のワイヤー(磨く前)奥のワイヤー(磨き後)

ダンパーがスムーズに動くためにはこういう汚れをしっかりと磨き撮っておかなければいけません。
こういう作業はオーバーホールならではの作業ですね。
(ホールのピアノの点検のようにもちろん通常の作業でも行います)
こういうところ一つでも鍵盤の重さに関連してくるので、大事なことなのです。
次はこれらの弦を鳴らすアクション関係が待ち受けています!
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