うれしかったこと 企画の成果 - 2008.03.06 Thu
ピアノ工房で毎月独自の企画を考えて行っています。
そしてそこにたびたび来ていただいていたK様が、今度は私の仕事を見学したいと言われました。
また、実技の実習をして欲しいと。
このK様は普段はいろんなところでクラシックではないピアニストとして活躍されています。
でも、場所でいろんな状況のピアノがあるわけで、目をつむって弾かなければいけないことも多々あるとのこと。
また、ご自分でいろいろ作ること、触ることもお好きということでピアノの内部、調整、調律に非常に興味を持っておいでです。
「是非、ピアノのことをもっとより知りたいので、いろいろと教えてください。」
と言われました。
もちろん快くお受けして、
「私の作業でよければどうぞ見学してください。また、実習がお望みならお教えいたします。」
企画を続けてきて、こちらから疑問を投げかけて、それに対して説明実演するということを行ってきましたが、そこから次の段階のお客様からの自発的な行動は非常にうれしいものです。
現場を変えよう、変えたいという声が出ない限り、こちら側だけの活動では限界があります。
K様はいろんなピアノを弾かれているからこその行動かも知れませんが、逆にこれが現場の現状、声だと思います。
もっと意識を高く持っていただけるための何かをこれからも考えて行きたいと思います。
この4月からの企画は少し視点を変えて、例えば、
1.演奏者向けの簡単な技術指導。でもポイントはしっかり押さえます。
2.指導者が生徒さんに向けてピアノの説明の仕方。
3.古楽器(聞きやすくて、操作しやすい)を使っての、調律体験。
4.飛び入り見学、技術指導も大歓迎。
などなど、いろいろと考えてみていますが、しっかりとまとめてまたご案内したいと思います。
こういうK様の行動が反応として帰ってくると、こちら側とすればどんなことが疑問なのか、知りたいのかがわかるので目が覚めた感じでした。
また、お待ちしています!
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