武生国際音楽祭 音楽と人への感動 - 2009.08.26 Wed
最後のコンサートが終わりました。
何十人ものアーティストが参加し、何十人ものアカデミーの生徒さんが音楽を作っていかれました。
特に作曲賞がかかっている現代音楽のコンサートで、急遽出演が決まったサックスの生徒さんの緊張とプレッシャーは相当なものだったと思います。
フランス人の先生は舞台袖からじっと見守っておられました。
ポイントを伝え、曲調を伝授されて望まれたと思いますが、本番はそうそうたる作曲者、先生の目の前での演奏です。
リハーサルとは全く違います。
素晴らしい演奏の後、ステージから舞台袖に戻ってくるまで、生徒さんに涙があふれていました。
それをしっかりと先生が受け止め、抱きかかえているのを見ると、こちらもジ~ンとこみ上げてくるものがありました。
音楽を通してしっかりと結ばれたものがあったと思います。
舞台袖でのドラマです。
そして、もうひとつ、嬉しくて涙が出そうになってかっこ悪くなる場面が最後に待っていました。
最後の日の締めくくりでもあるコンサートの舞台転換をしていたときの事です。
音楽監督の方が、マイクを持って、ピアノを押している、譜面台を運んでいる最中の私たちを、素晴らしい言葉でねぎらってくださいました。
「世界のどのホール、舞台を見ても、これだけ完璧な舞台転換ができるスタッフがいるところはありません。この方々がいてこそ、コンサートが成り立っている部分があります。この方々に盛大な拍手を!」
かなりまずいです。
涙が出そうです。
お客様が見ているステージ上で裏方が泣いては意味が違います。
そしてアーティスト、生徒さんの中で、毎日の私たちの動きを助けてくださる数少ない嬉しい方々とも出会えました。
見てくださっている方は見ていてくださるのだと、改めて感じました。
人が喜んでくださる仕事ができる、素晴らしい事だと思っています。
きっとまた再会できますように!
何十人ものアーティストが参加し、何十人ものアカデミーの生徒さんが音楽を作っていかれました。
特に作曲賞がかかっている現代音楽のコンサートで、急遽出演が決まったサックスの生徒さんの緊張とプレッシャーは相当なものだったと思います。
フランス人の先生は舞台袖からじっと見守っておられました。
ポイントを伝え、曲調を伝授されて望まれたと思いますが、本番はそうそうたる作曲者、先生の目の前での演奏です。
リハーサルとは全く違います。
素晴らしい演奏の後、ステージから舞台袖に戻ってくるまで、生徒さんに涙があふれていました。
それをしっかりと先生が受け止め、抱きかかえているのを見ると、こちらもジ~ンとこみ上げてくるものがありました。
音楽を通してしっかりと結ばれたものがあったと思います。
舞台袖でのドラマです。
そして、もうひとつ、嬉しくて涙が出そうになってかっこ悪くなる場面が最後に待っていました。
最後の日の締めくくりでもあるコンサートの舞台転換をしていたときの事です。
音楽監督の方が、マイクを持って、ピアノを押している、譜面台を運んでいる最中の私たちを、素晴らしい言葉でねぎらってくださいました。
「世界のどのホール、舞台を見ても、これだけ完璧な舞台転換ができるスタッフがいるところはありません。この方々がいてこそ、コンサートが成り立っている部分があります。この方々に盛大な拍手を!」
かなりまずいです。
涙が出そうです。
お客様が見ているステージ上で裏方が泣いては意味が違います。
そしてアーティスト、生徒さんの中で、毎日の私たちの動きを助けてくださる数少ない嬉しい方々とも出会えました。
見てくださっている方は見ていてくださるのだと、改めて感じました。
人が喜んでくださる仕事ができる、素晴らしい事だと思っています。
きっとまた再会できますように!
● COMMENT ●
すごいですね。
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それは、舞台の世界だけではなく、他の仕事、他の場面でも同じだと思います。そこに常に意識が出来る人でありたいな~と感じます。難しいですが…。
舞台の雰囲気が感じられる写真も、見たかったです。残念!
お疲れ様でした。