ヤマハ C3 オーバーホール Vol.8 最終段階 - 2009.09.10 Thu
最後に近づいてきました。
調整としてはだんだん面白いところに入ってきます。

この写真は鍵盤の軸になるところです。
つまり、シーソーで支点となるところですが、この支点が意外とズレているのです。
定規を当ててみると、

意外と前後にバラバラになっています。
しかし、このバラバラが微妙にタッチのばらつきにつながっているのです。
この支点の違いでタッチの抜けの違いが出てきたりもします。

アクションが完全に調整された段階で(今回は報告としては省きました)、鉛調整に入っていきます。
オリジナルのときと
1.ハンマーの重さが違う。
2.シャンクが違って滑りが違う
3.ローラーとジャックの滑りが均一化した
4.黒檀に変更
によって、もう一度鍵盤の重さを調整し直す必要があります。今回は繊細で軽快なタッチに仕上がりました。

鉛詰めが終わった後、弾かれて剥げた部分の着色です。

新品の黒檀も乗っかってきれいです。
さあ、残りは一番難しくて楽しい、整音です。
調整としてはだんだん面白いところに入ってきます。

この写真は鍵盤の軸になるところです。
つまり、シーソーで支点となるところですが、この支点が意外とズレているのです。
定規を当ててみると、

意外と前後にバラバラになっています。
しかし、このバラバラが微妙にタッチのばらつきにつながっているのです。
この支点の違いでタッチの抜けの違いが出てきたりもします。

アクションが完全に調整された段階で(今回は報告としては省きました)、鉛調整に入っていきます。
オリジナルのときと
1.ハンマーの重さが違う。
2.シャンクが違って滑りが違う
3.ローラーとジャックの滑りが均一化した
4.黒檀に変更
によって、もう一度鍵盤の重さを調整し直す必要があります。今回は繊細で軽快なタッチに仕上がりました。

鉛詰めが終わった後、弾かれて剥げた部分の着色です。

新品の黒檀も乗っかってきれいです。
さあ、残りは一番難しくて楽しい、整音です。
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