topimage

ヤマハ G3 整音と調整 - 2009.09.15 Tue

鍵盤の掃除の跡です。
P9140004.jpg

今日はI様のお宅でヤマハG3の調整をさせていただきました。
ピアノを見てまず、掃除から!
調律師で本当に違うのですが、基本中の基本掃除ができていないピアノの多い事。
特にグランドピアノは分解が面倒なので、掃除も大変です。

でも掃除をする事で、いろんな滑りが良くなったり、虫がつきにくくなったり、つまり気持ちよく弾いていただけるための最初の作業だと思います。






鍵盤の穴関係、クロス関係、ピン類全ての汚れを取った結果です。
何か潤滑関係の物を塗った形跡もなく、単純に長年の摩擦による汚れです。
掃除の後、鍵盤がスムースになったのは言うまでもありません。

そしてもう一つのポイントは、ハンマーの消耗による、音色・タッチのばらつきの調整、つまり整音です。

P9140008.jpg
弦を打つハンマーの位置のずれも顕著でした。
全く逆に跡がついてしまっています。
これではソフトペダルの意味が無くなってしまいます。
この変化はほぼ購入後1~2年で決まってしまうと言っても過言ではありません。
そのときにしっかりと手入れをしなければずれたまま、落ち着いてしまい、それを直すのには多大な労力が必要になってしまいます。


P9140005.jpg
左 ビフォー
右 アフター


P9140002.jpg

前回のファイリングが頂点の近くしか削っていないため、ハンマーはイチジク型になっていました。
色も黄色い!



調律、ファイリング、その変化に伴う整調、6時間後に終わりました。

これで気持ちよく弾いていただけるはずです。
そして、あと何十年と使用いただけると思います。
国産のピアノでもワンランク、2ランク上の仕事をすれば、素晴らしいピアノに生まれ変われます!

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://arakipiano.blog43.fc2.com/tb.php/314-cf48ada3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

ヤマハ C3 オーバーホール Vol.9 整音 «  | BLOG TOP |  » ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 作品22

Google フリー検索

Google

WWW検索 ブログ内検索

FC2カウンター

プロフィール

arakipiano

Author:arakipiano
32年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

表示中の記事

by AlphaWolfy

カテゴリ

プルダウンリスト

RSSフィード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

最近のトラックバック

リンク