レコーディング 仕上げ! - 2009.10.20 Tue
さて、4日間のレコーディングが終わりました。
長い長い期間で、終わればあっという間で、ある意味濃い4日間だったと思います。
ここでのアーティストの仕事はとにかく演奏。
エンジニアの仕事は、機械を動かし、楽譜とにらめっこして、モニター室でチェック。
調律師の仕事はピアニストの指示が、いつあってもいいように待機。
この写真は、演奏の合間に、ピアニストから合った指示で、調整しているところです。
そして、このバケツは?

ホールというとかなり大きい空間になります。
でも温度を一定に保つためには空調が必要です。
その空調の音が全部録音に入ってしまいます。
そこでその空調を止めると、照明で温度が上がっていってしまいます。
すると、乾燥してきて、ヴァイオリンの弓での音が変わってしまいました。
カサつきがでてきて、どうも上品な音が出ません。
でも空調は入れられません。
とにかく温度は照明を落とすことで解決できました。それもかなりの長時間一定に保つことができるように照明の明るさを何度も調整しました。
湿度は原始的なやり方で、写真のようにタオルに水を含ませ、ヴァイオリニストの周りに置きました。
これらの環境で録音をやって行ったのですが、こんな状況はジャケットなどには載りません。
ピアニストも延々一日中ピアノに向かって弾いているわけで、腕の筋力も変わってくるのではないかと思います。
終盤には「タッチが重い、、、なんとかできないか。」と。
環境が整った3日目でピアノはそんなに変化していません。
腕も疲れてきているのだと思います。
曲調でも違うのでしょうか。
曲が変わったとたん重いとなったのですから。
しかし、私の大きな間違いを見つけてしまいました。
環境はほぼ一定にできたのですが、それで変化は起きないかもしれませんが、弾き続けていると事実があります。
そうです、いろんな摩擦で細かい部品、鍵盤などの滑りが悪くなっていました。
これは掃除です。
レコーディングで掃除が必要になりました。
再度見ていただくと、「How Wondful! 軽い軽い!」
ホっとしました。
最後の曲も取り終えて、最終のコンサートを迎えます。
さて、本番前にベリーさんが一言
「コンサートは楽しんでくるよ!」
そうですよね、音楽は楽しくなくては。
レコーディングというのはある意味過酷な仕事なのかも知れません。
来年の再会を約束して、ホールを後にしました。
長い長い期間で、終わればあっという間で、ある意味濃い4日間だったと思います。
ここでのアーティストの仕事はとにかく演奏。
エンジニアの仕事は、機械を動かし、楽譜とにらめっこして、モニター室でチェック。
調律師の仕事はピアニストの指示が、いつあってもいいように待機。
この写真は、演奏の合間に、ピアニストから合った指示で、調整しているところです。
そして、このバケツは?

ホールというとかなり大きい空間になります。
でも温度を一定に保つためには空調が必要です。
その空調の音が全部録音に入ってしまいます。
そこでその空調を止めると、照明で温度が上がっていってしまいます。
すると、乾燥してきて、ヴァイオリンの弓での音が変わってしまいました。
カサつきがでてきて、どうも上品な音が出ません。
でも空調は入れられません。
とにかく温度は照明を落とすことで解決できました。それもかなりの長時間一定に保つことができるように照明の明るさを何度も調整しました。
湿度は原始的なやり方で、写真のようにタオルに水を含ませ、ヴァイオリニストの周りに置きました。
これらの環境で録音をやって行ったのですが、こんな状況はジャケットなどには載りません。
ピアニストも延々一日中ピアノに向かって弾いているわけで、腕の筋力も変わってくるのではないかと思います。
終盤には「タッチが重い、、、なんとかできないか。」と。
環境が整った3日目でピアノはそんなに変化していません。
腕も疲れてきているのだと思います。
曲調でも違うのでしょうか。
曲が変わったとたん重いとなったのですから。
しかし、私の大きな間違いを見つけてしまいました。
環境はほぼ一定にできたのですが、それで変化は起きないかもしれませんが、弾き続けていると事実があります。
そうです、いろんな摩擦で細かい部品、鍵盤などの滑りが悪くなっていました。
これは掃除です。
レコーディングで掃除が必要になりました。
再度見ていただくと、「How Wondful! 軽い軽い!」
ホっとしました。
最後の曲も取り終えて、最終のコンサートを迎えます。
さて、本番前にベリーさんが一言
「コンサートは楽しんでくるよ!」
そうですよね、音楽は楽しくなくては。
レコーディングというのはある意味過酷な仕事なのかも知れません。
来年の再会を約束して、ホールを後にしました。
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