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ヤマハG3 大修理 Vol.5 完成 - 2010.06.03 Thu

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張弦が終わり、あとはアクションなどを調整していきます。
そして、山場の整音。
これで何もかもが決まってきます。
最後の作業まで気が抜けません。






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今回使用したハンマーはアーベルのヤマハ仕様です。
しっかりと密度があり、硬さもあり、針を刺すのも力がいります。


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そして、膨らんだハンマーの表面を一皮削り、中のしっかりと綺麗な部分を出します。
この削る作業の細かさがポイントでもあります。


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全体を削ったら、3本の弦に同時に当たるように一個ずつ、頂点を削ります。


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そして、一通りのアクションの調整が終わったら、鍵盤の重さを一本ずつ揃えるための鉛調整をします。
ある一定の重さで鍵盤が下がり、ある重さで鍵盤が上がるように鉛の位置を決め、穴をあけて、鉛を埋め込みます。

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オリジナルのハンマーと重さ、密度が違うため鍵盤の重さを揃えるためには、この作業がかかせません。
これらをやっていないピアノを山ほど見てきました。
そして、その評価は修理前の方が弾きやすかった、当たり前です。
重さが揃っていなければ弾けません。


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そして、調律も何度も行い、音作りも終わり、出来上がり。
あと何回かすぐに狂うため調律に伺います。

S様にピアノをお渡しし、「これで長年の夢がかないました。ピアノだけの部屋を持つことと、そこに母から買ってもらったピアノを置いて、残りの人生を過ごすこと。」

これから先、末永くのお付き合いお願いいたします。

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32年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
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