ヤマハ G3 チューンナップ3 - 2010.07.25 Sun
工房で最後の仕上げとなりました。
動きの部分は全てチェックして、悪いところは直し、88鍵揃えました。
そして、長年そのままになっていたハンマーの整形も綺麗に施しました。
しかし、ここではまだ仮の状態です。
アクションを本体に入れて初めて、本体との調整が出来ます。

整音jは最後にお部屋で仕上げますので、ここでは音を想像しての作業です。
このG3はあまり音が硬くありませんでした。
でも作業後はどうなるかはわかりません。
きっとガラッと変わると思います。
そして、全ての状態が整ってきたところで最終仕上げの、鍵盤の重さの調整です。


上の2枚の写真を見てください。
白鍵、黒鍵隣どうしの鍵盤ですが、乗っているおもりの重さが違います。
写真では見にくいかもしれませんが、黒鍵の方が10g重たいのです。
また、鍵盤全体を調べてみると、軽くて42g重くて58gありました。

これではきちんと綺麗に弾こうとしても、重さがバラバラでは音質も、音量も揃いません。
鉛が必要な部分、鉛を削る部分、全く取り除いてしまう部分。
色々とありましたが、ある程度のレベルで、きれいに揃いました。

出来上がりの写真ですが、出来上がっても、何をやっているかは見た目ではわかりませんよね。
それでいいと思います。
弾き手は音楽を作る人に徹して欲しいと思います。
さて、最後に本体に入れての作業で、チューンナップ終了です。
来週!
動きの部分は全てチェックして、悪いところは直し、88鍵揃えました。
そして、長年そのままになっていたハンマーの整形も綺麗に施しました。
しかし、ここではまだ仮の状態です。
アクションを本体に入れて初めて、本体との調整が出来ます。

整音jは最後にお部屋で仕上げますので、ここでは音を想像しての作業です。
このG3はあまり音が硬くありませんでした。
でも作業後はどうなるかはわかりません。
きっとガラッと変わると思います。
そして、全ての状態が整ってきたところで最終仕上げの、鍵盤の重さの調整です。


上の2枚の写真を見てください。
白鍵、黒鍵隣どうしの鍵盤ですが、乗っているおもりの重さが違います。
写真では見にくいかもしれませんが、黒鍵の方が10g重たいのです。
また、鍵盤全体を調べてみると、軽くて42g重くて58gありました。

これではきちんと綺麗に弾こうとしても、重さがバラバラでは音質も、音量も揃いません。
鉛が必要な部分、鉛を削る部分、全く取り除いてしまう部分。
色々とありましたが、ある程度のレベルで、きれいに揃いました。

出来上がりの写真ですが、出来上がっても、何をやっているかは見た目ではわかりませんよね。
それでいいと思います。
弾き手は音楽を作る人に徹して欲しいと思います。
さて、最後に本体に入れての作業で、チューンナップ終了です。
来週!
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鉛は…入れてそろえるのだとばかり思っていましたが、抜く・削るという作業もあるのですね。
実はですねぇ、この際だから黒鍵も黒檀に換えてもらっちゃおうか?!と思ってたんですが、その予算が【アクションモデル】に変身しました。そちらの件もよろしくお願いします。熱いメンバーが待っております<笑>