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歴史的鍵盤楽器の中身は - 2010.11.14 Sun

本日行われた、「歴史的鍵盤楽器への招待」には遠くは東京からもお越しいただき、ありがとうございました。
短時間で約400年分の話と現物を見ていただくセミナー、みなさんの熱気が伝わりました。
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チェンバロ、クラヴィコード、フォルテピアノ。
それらを作った背景、歴史、音楽家、などのおはなしをさせていただきました。
貴重なDVD映像も見ていただきましたが、やはりここならではのことをやらないと意味が無いので、ピアノ工房ですから、全てを分解して触っていただきました。








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クラヴィコードの鍵盤を外し、仕組みを説明して、実際に音を出しながら確認していただきました。


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フォルテピアノはアクションを引っ張り出して、現代のピアノのハンマーの大きさと比べていただき、繊細な部品を触っていただきました。
ドイツではこれら古楽器の製作も今だに行われていて、しかも、古い部品もしっかり調達できる土壌があります。
歴史が物語っています。


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小さい小さい鹿皮が貼ってあるハンマーで、ピアノより細い弦を叩きます。

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普通のペダルがない時代、鍵盤の下に持ち上げるペダル(膝ペダル)がつけられています。

最後にみなさんに楽器を弾いていただきました。
もちろん小さな音なので、譲りあって。
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この楽器と同じようなフォルテピアノをその当時弾いていたであろうクレメンティの曲を弾いてくれました。
じょうーず!



一旦この世から無くなってしまった楽器を、また復活させる人がいる、それは機械化で無くなってしまった大切な職人技、楽器、考えを次ぎの世代に伝えなくてはいけないと思っていたことが、今の世の中にも通じるものがあると思うのです。

これでもう一度バッハ、モーツァルトを弾くと違う音楽が見えるかもしれません。

● COMMENT ●

いい笑顔ですね~♪

わが写真ながら、本当に楽器を触っているのが好き♪
という荒木さんの表情をうまく捕まえたもんだと思います。

全部の楽器で同じ平均律のフーガを弾きましたが…
一番苦戦したのはチェンバロでした。
独特のあのタッチ・・・いけないですねぇ。追求したくなります。
某ソナタを弾いたフォルテピアノ。なるほどがたくさんありました。
しょっぱい感じのショパンでしたが、べヒシュタインのグランドで弾くのはとても気持ちが良かったです♪
ラッキーな時に工房レンタルできてよかったです。

今日も楽しい学びの時間をありがとうございます。
次回!も楽しみにしております♪

感動のセミナーでした!

どうもお世話になりました。素人ながら感動、充実のセミナーでした。
古典楽器の現物を目の前に、それも触ることができて、というセミナーは普通ありません!
そして、とても繊細な音色に感動しました。
いまは世の中が雑音に埋もれている時代ですね。

実は、今回の大阪行きは元部下(女性)の結婚式の主賓で、、、だったのですが、
頭のなかは、こちらのセミナーが主だったというのは秘密です。

Re: いい笑顔ですね~♪

今日は写真も撮っていただき、使わせていただきました。
ありがとうございました。
自分で自己の表情を見るのはなんとも恥ずかしいものですが。

話の中で何が印象に残っていたでしょうか。
またお聞かせくださいね。

Re: 感動のセミナーでした!

遠くからお越しいただき、何かをうたまくらから吸収して帰っていただこうと、はりきりました。
いろんなところでやってる、というセミナーでは意味がありませんので、そういう意味ではこれだけの素材がうたまくらの宝でもあります。

また、是非お立ち寄りください!
娘さんとピアノ、頑張ってください。

至福の時間

楽しかったです!!とにかく楽しかった!!!
ピアノフォルテ

チェンバロ

クラヴィコード

この順番で今のピアノと「違う楽器度」が増しますね。
クラヴィコードに至ってはまったく別の楽器だあ。お筝を連想しました。
ペルシャの「サントゥール」の授業を受けていたことがあって、それも思い出しました。

「もっと簡単に鳴らせないか」という発想で鍵盤が生まれちゃったんですね。怠け癖は発明の母なり。

Re: 至福の時間

N様
古楽器がお好きとか。オルガンも習われていたと聞きました。
それではクラヴィコードははまりでしたね。
また、是非お越しください!


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Author:arakipiano
32年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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