修理の修理 YAMAHA G2 3 - 2010.11.16 Tue
タッチが揃わない、重い、それぞれの問題がわかりました。
以前修理した個所がバラバラだったことで、根本の問題ということでした。
ピアノというのは消耗する部分と、しない部分があります。
特に鍵盤は消耗する部分があるので、消耗するとガタガタになります。
その箇所を以前貼り替えてあるのですが、その貼り方が、、、

鍵盤下部に穴があいており、そこにピンが入るのですが、その穴のサイドに張ってあるクロスが、鍵盤の上下運動の時ピンとの摩擦で消耗していきます。
それが進むと、鍵盤の横ブレがひどくなってくるのですが、そうなると赤いクロスの交換となります。
今回の場合、そのクロスが穴の中で、長いこと長いこと。
長すぎて、ピンとの摩擦も多く、鍵盤が重くなっていました。
その長い部分をひとつずつ切っていきました。

通常3mmぐらいの長さが中に入って良いものが、倍の長さのものもあり、びっくりです。



全ての長さを揃えました。(長い部分を切りました)
これらの作業、修理をやったことがないのではと思ってしますほどのレベルです。
そして、ハンマー交換がされていて、その取付角度がずれています。

ハンマーが接着されている棒をアルコールランプであぶり、ねじります。
ちょっとだけ。

右4つが修正後です。
角度が違います。
このように、取り付け交換時点で、正確に取り付けられていれば、なんの問題もなかったところですが、修理の修理というのが、なんとも手間のかかるものです。
以前修理した個所がバラバラだったことで、根本の問題ということでした。
ピアノというのは消耗する部分と、しない部分があります。
特に鍵盤は消耗する部分があるので、消耗するとガタガタになります。
その箇所を以前貼り替えてあるのですが、その貼り方が、、、

鍵盤下部に穴があいており、そこにピンが入るのですが、その穴のサイドに張ってあるクロスが、鍵盤の上下運動の時ピンとの摩擦で消耗していきます。
それが進むと、鍵盤の横ブレがひどくなってくるのですが、そうなると赤いクロスの交換となります。
今回の場合、そのクロスが穴の中で、長いこと長いこと。
長すぎて、ピンとの摩擦も多く、鍵盤が重くなっていました。
その長い部分をひとつずつ切っていきました。

通常3mmぐらいの長さが中に入って良いものが、倍の長さのものもあり、びっくりです。



全ての長さを揃えました。(長い部分を切りました)
これらの作業、修理をやったことがないのではと思ってしますほどのレベルです。
そして、ハンマー交換がされていて、その取付角度がずれています。

ハンマーが接着されている棒をアルコールランプであぶり、ねじります。
ちょっとだけ。

右4つが修正後です。
角度が違います。
このように、取り付け交換時点で、正確に取り付けられていれば、なんの問題もなかったところですが、修理の修理というのが、なんとも手間のかかるものです。
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