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修理の修理 STEINWAY NEWYORK フルコン 4 - 2011.01.06 Thu

年末年始にかけて、この作業が進んでします。

鍵盤関係でここまでの修理もなかなかありませんが、100年経てば普通のことかもしれません。
PC240019.jpg

木もやせたりして穴が広がっていきます。
その穴を縮めるには限界があるので、その部分だけ新しく、穴を小さくしたものに付け替えます。





PC240018.jpg

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鍵盤の支点となる部分で、バランスホールといいますが、この穴が広がって、鍵盤が前後に動いてしまいます。
タッチが安定しない原因にもなります。
埋木などいろんな方法が施されて、もうやりようが亡くなった段階にきていたので、埋め変えしました。

PC240025.jpg
これを鍵盤に改めて収めるときにかなり慎重な調整が必要になります。

PC250001.jpg
鍵盤を叩いて、ハンマーが弦に当たった後、跳ね返ってきたハンマーを受け取る部分の皮が消耗しきっていたため、また、バラバラに交換されていたため、全て新しく交換しました。
長い天然の鹿皮を自家製切断機で同じ幅に切って、ニカワで貼っていきます。

PC250003.jpg
この時代のバックチェクの幅は今のものとは違っていて、幅が広いのです。
今のものより、約1mm広いので、部品数が足らなくなってしまいました。
新たに注文して、88鍵分揃えました。

P1040001.jpg
バランス部分のブッシングクロスの交換です。
耐久性の良いクロスを使用して、ニカワで貼っていきます。
これがゆくゆくの修理がしやすいことにつながっていきます。


P1040002.jpg
全て貼り終え、次の段階に進みます。



まだまだ、鍵盤修理は終わりません。

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32年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
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