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ショパンコンクール2010 入賞者ガラ・コンサート - 2011.01.20 Thu

長い一日でした。
昨年でショパンは終わりと思いきや、そのショパンコンクールでの、入賞者のコンサートで、3時間というショパンづくしの内容でした。

ユリアンナ・アヴデーエワ(第1位 ロシア)コンチェルト
ルーカス・ゲニューシャス(第2位 ロシア/リトアニア)ソロ
インゴルフ・ヴンダー(第2位 オーストリア) コンチェルト
ダニール・トリフォノフ(第3位 ロシア) ソロ
フランソワ・デュモン(第5位 フランス)ソロ

一応皆さん同じピアノを弾いたのですが、それぞれ同じピアノとは思えない個性豊かな音が出ていました。
リハーサルも本番の曲より、アンコールの曲を練習していたりと、それぞれの思いが見えて面白いものでした。

さて、5人が同じピアノを弾くのですから、ピアノに対して注文はほとんどありません。
というかできないものです。
なので、終わった後の舞台袖で、感想をなんと言っていたか、ちょっとだけお伝えします。





全てコンサート後です。

フランソワ・デュモン:「なんて素晴らしいホールにピアノなんだ!今度一人でやりたーい!」
とハグしてこられ興奮して言われました。

ダニール・トリフォノフ:「素晴らしいピアノ、音が立っている!聴衆がまた素晴らしい!」
顔にあまり表情を出しませんが、淡々と興奮して話していました。

ルーカス・ゲニューシャス:走ってとちったせいか、戻ってきて苦笑いをしていました。
でも満足そうな表情をされていました。ダニール・トリフォノフとのロシア語が飛び交ってました。アンコール曲(映画音楽)が面白かったです。

インゴルフ・ヴンダー:コンサートマスターにワンダフル!と言われ大喜びされていました。

ユリアンナ・アヴデーエワ:真面目にリハーサルされて、本番も調子が良かったみたいで、「今までのホールで一番弾きやすかった。また秋に来れるのが楽しみ!」いつもクールですが、素敵な笑顔で話されているのが印象的でした。

日本語にするとこんな感じでしょうか。
皆さんの新鮮さがまた、良かったです。
これから先10年20年、どのようになっていくのでしょう。

とにかく、てんこ盛りの聴きごたえのあるコンサートでした。

● COMMENT ●

ガラコン裏話、ありがとうございます!
去年から、彼らをおっかけていたので、こうやって貴重なお話を知ることができて、とってもうれしいです。

トリフォノフとゲニューシャスのロシア語、聴きたかったです(笑)
彼らはいつも仲良しのようですね。

みんなシンフォニーホールと荒木さんの調律に感動していると知り、なんかわがことのように嬉しく思いました。

Re: タイトルなし

mionさま
楽しんでいただけたそうですね。
良かったです。
また機会があれば、お声がけください!


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Author:arakipiano
38年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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