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修理の修理 STEINWAY NEWYORK フルコン 5 - 2011.02.03 Thu

いよいよダンパーフェルトの交換です。
P1230001.jpg

上記はアメリカでの修理で、なんといい加減な貼り方でしょう。
一応音が止まっているという状態ならOKということ以外は、首をかしげてしまいます。
これらすべて剥がして、新たに貼り直します。






P1230003.jpg
アンダーフェルトが無い状態で、貼ってあります。


P1240006.jpg
接着面をきれいにして

P1240007.jpg
並べていきます。これに、

P1230004.jpg
レンナー製のダンパーフェルトをニカワで貼っていきます。

P1290013.jpg
これらのダンパーが収まる、レバー関係は湿気の影響でかなり、硬い状態になってしまっていました。
きっと、新品状態での部品保管(6年間)が長かったために、その時に湿度の影響を受けたのだと思います。
アクションの他の部分が素晴らしく良好なのに対して、ダンパーアッセンブリーだけが湿気るということは考えにくいので。
レンナー製のセンターピンで交換です。

P1250011.jpg
鍵盤後ろのダンパーレバーが乗るフェルトの交換です。

P1250012.jpg
ダンパー始動のつじつま合わせのために、埋め込んだフェルトも見えます。

P1290015.jpg
セクションごとに鍵盤をまとめ長い厚くて硬いフェルトを貼ります。

P1300016.jpg
乾いたら、サクサクと切っていき出来上がり。

次回は鍵盤の最終です。

● COMMENT ●

お邪魔しました!

先日は、夜分にお忙しいところをお邪魔しました。
師匠と弟子(?)の密な連携での修理風景あたり、
いわゆる“工房”の雰囲気が溢れていました。
木、フェルト、ニカワなどの天然素材は、手仕事での仕上げが
とてもマッチしますね!
こんどの仕事の評価は、きっと100年後の技術者がしてくれると思います。

Re: お邪魔しました!

う様
また是非お越しくださいませ。
そして楽しいお話しを聞かせてください!


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Author:arakipiano
32年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
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