歌枕直美の煌めきピアノコンサート 終了 - 2011.07.27 Wed

煌めきピアノコンサートが終わりました。
毎回、ピアノ工房の全てのピアノを歌枕が弾くコンサートなのですが、毎回新しい発見があります。
それはその時のピアノの状態に合わせて、選曲をするからです。
この選曲が素晴らしく、今のピアノの最高の状態を引き出します。
今回の曲目は
GROTRIAN-STEINWEG(グロトリアンーシュタインヴェッヒ)での演奏:リムスキーコルサコフ「シエラザード」
AUGST FOSTER(オーガスト・フェルスター)での演奏:レクオーナ「マラゲーニャ」
BALDWIN(ボールドウィン)での演奏:ポンセ作曲「マズルカ」
PETROF(ペトロフ)出の演奏:「エディット・ピアフに捧ぐ」
BECHSTEIN(ベヒシュタイン)出の演奏:久石譲「いのちの名前」
東京からはうたまくら3daysと題して、う様が泊まりがけの3日間お越しくださいました。
また、教室の生徒さんのちかちゃんもおかあさんといっしょに来てくださいました。
楽器案内人である私が、ピアノをばらしたり、落はありませんがそれぞれのピアノの特徴を話したりして、説明していきます。



演奏に入ると、蛍光灯を消して、雰囲気を作るためシャンデリアにします。
蝋燭の灯に似た形で演奏です。
ピアノの位置も変わるため、その度に皆さんの椅子も移動して頂きます。

工房の最後の演奏はベヒシュタインのグランドで、その下に潜っていただき、音のシャワーを浴びて頂きました。
ppからffまで、いろんな大きさの音の粒が降ってきます。
工房全体もその音色に包まれました。

茶論に移ってからは歴史的鍵盤楽器の演奏を聴いて頂きました。
ピアノの最初の頃のフォルテピアノ。
なかなか聞けるピアノではありません。

最後には120年経ったベヒシュタインのピアノのロウソクに点火していただきました。

演奏は本人もベヒシュタインが大好きだった、ドビュッシーの「沈める寺」です。
幻想的な音楽に包まれて現実を忘れてしまいます。


素晴らしい楽器がある、素晴らしい演奏がある、素晴らしい聴衆がある、この時間空間を大切に次につなげていきたいと思います。
次回の煌めきコンサートは
11/1(火)3(木・祝)です。
是非お越しください!
● COMMENT ●
煌めき!
“う様”って、
ブログのコメントをされている“う様”って、どのような方なのかな~と思っておりましたが、やっとわかりました。その節は、お世話になりました。3日間、満喫されましたか?
遠いですが、是非、又うたまくらにてお目に掛かれることを、楽しみにしています。
うたまくらで体感出来る、いろんなメーカーのいろんな個性のある楽器を一挙に聞ける所なんてないですね。次回も、楽しみです。
遠いですが、是非、又うたまくらにてお目に掛かれることを、楽しみにしています。
うたまくらで体感出来る、いろんなメーカーのいろんな個性のある楽器を一挙に聞ける所なんてないですね。次回も、楽しみです。
それは、もちろん!
妹尾さま、
はい。金曜日の前夜祭?から参加して、満喫させて頂きました!
いろんな楽器を聴くだけでなく、企画の時間外にちょこっと触らせてもらって。
そして、荒木さんと水野さんの特別レクチャー(工房企画とは別にです)の
オプション有りですから、満足しないわけがありません。
もちろん、またお邪魔する機会を狙っています。よろしくお願いします。
はい。金曜日の前夜祭?から参加して、満喫させて頂きました!
いろんな楽器を聴くだけでなく、企画の時間外にちょこっと触らせてもらって。
そして、荒木さんと水野さんの特別レクチャー(工房企画とは別にです)の
オプション有りですから、満足しないわけがありません。
もちろん、またお邪魔する機会を狙っています。よろしくお願いします。
Re: それは、もちろん!
うさま
本当に3日間ありがとうございました。
もう顔なじみの常連ということで、雑な扱いとなっていくでしょう(笑)
これからも応援の程、よろしくお願い申し上げます。
本当に3日間ありがとうございました。
もう顔なじみの常連ということで、雑な扱いとなっていくでしょう(笑)
これからも応援の程、よろしくお願い申し上げます。
トラックバック
http://arakipiano.blog43.fc2.com/tb.php/473-c7eed7c5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
小さな場所ならではの贅沢な演奏会でした。
(なにせ、少人数向け、それも1回限りですから!)