グロトリアンーシュタインヴェッヒ 鎌倉 - 2011.08.31 Wed
御縁があって、うたまくらにやってきた新たなグロトリアンーシュタインヴェッヒ
これからしっかりと弾けるように修理をしていきます。
鎌倉のある方から、問い合わせがあり、「もう誰も弾く人がいなくなったピアノです。このまま弾かれずに置いておくのはあまりにもかわいそうで、私たちが元気なうちに次の方への橋渡しができたらと思って、日本中このピアノを良くしてくれるところを探していました。」ということでビビっときたとの事で、ご連絡頂きました。

すると、過去に一度しっかりと丁寧な修理をされておられましたが、あいにく年数が経って、悪くなっている部分が出ていたため、新たな修理になりました。
1920年代のグロトリアンーシュタインヴェッヒ。
ピアノの黄金時代と言われていた時のもので、いろんな部材からそれが伝わってきます。
持ち主の叔父さんが調律師で修理をされたとのこと、しかも五木寛之の「ステッセルのピアノ」(文藝春秋社)の本にグロトリアンが登場し、語られているということで、その本も頂きました。

ウォールナットの外装で、モデル的に最上級では無いのですが、シンプルなデザインが綺麗です。
外装も一度全部やり直します。

写真ではよくわからないのですが、この時代のグロトリアンーシュタインヴェッヒを何台かお世話させていただいたことがありますが、黒鍵上面が凹んでいて、ちょうど指の腹がおさまりやすいように削っています。
次回写真をうまく撮れたときに載せます。
外装の修理をやっていきます。
全て分解です


昔のピアノは分解もしやすかったのです。
つまり、修理がしやすかった。
修理をすることを前提に作られていた、と言っても過言ではないと思います。
3世代使うわけですから、どこかで修理になることでしょう。


塗装をはがして綺麗な木目が出ています。
これらにもう一度蘇ってもらいます。
中の修理はボチボチ行って行きます。
次回また発表致します。
これからしっかりと弾けるように修理をしていきます。
鎌倉のある方から、問い合わせがあり、「もう誰も弾く人がいなくなったピアノです。このまま弾かれずに置いておくのはあまりにもかわいそうで、私たちが元気なうちに次の方への橋渡しができたらと思って、日本中このピアノを良くしてくれるところを探していました。」ということでビビっときたとの事で、ご連絡頂きました。

すると、過去に一度しっかりと丁寧な修理をされておられましたが、あいにく年数が経って、悪くなっている部分が出ていたため、新たな修理になりました。
1920年代のグロトリアンーシュタインヴェッヒ。
ピアノの黄金時代と言われていた時のもので、いろんな部材からそれが伝わってきます。
持ち主の叔父さんが調律師で修理をされたとのこと、しかも五木寛之の「ステッセルのピアノ」(文藝春秋社)の本にグロトリアンが登場し、語られているということで、その本も頂きました。

ウォールナットの外装で、モデル的に最上級では無いのですが、シンプルなデザインが綺麗です。
外装も一度全部やり直します。

写真ではよくわからないのですが、この時代のグロトリアンーシュタインヴェッヒを何台かお世話させていただいたことがありますが、黒鍵上面が凹んでいて、ちょうど指の腹がおさまりやすいように削っています。
次回写真をうまく撮れたときに載せます。
外装の修理をやっていきます。
全て分解です


昔のピアノは分解もしやすかったのです。
つまり、修理がしやすかった。
修理をすることを前提に作られていた、と言っても過言ではないと思います。
3世代使うわけですから、どこかで修理になることでしょう。


塗装をはがして綺麗な木目が出ています。
これらにもう一度蘇ってもらいます。
中の修理はボチボチ行って行きます。
次回また発表致します。
● COMMENT ●
ビビっと
Re: ビビっと
うさま
なるほど、そうですね。
ビビっとくるのは楽器でも人間でも同じです。
本質が見えて、深いものが存在していた時でしょうか。
その出会いをいつも思っています!
なるほど、そうですね。
ビビっとくるのは楽器でも人間でも同じです。
本質が見えて、深いものが存在していた時でしょうか。
その出会いをいつも思っています!
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修理が完成した頃に、またお邪魔したいと思います。