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武生国際音楽祭2011 何屋さん? - 2011.09.09 Fri

武生国際音楽祭2011も後半に入ってきました。
現代音楽の作品が数多く発表されていきます。
いろんな編成があり、曲によってその特徴が様々です。

私は、ピアノを中心とした作業なのですが、ピッチを合わせたり、調整したりと、正確に合わせるのが仕事なのですが、現代音楽になってくると、どうしても???が飛んでいきます。
P9080017.jpg

作曲者に質問しました。
「ピアノとチェロの微妙にピッチがずれているのは、意図的なのでしょうか?」
「はい、そうです。」
「あのちょっと気持ち悪いのがですか?」
「それが美しいのです。病みつきになりますよ!」

というやり取りがあって、私は狂っているのを合わせる職業なので、この世界は無理、と思ってしまいました。
ピアノ調律でも意図的な多少の狂いを使うことはありますが、う~~~と唸ってしまうのが、美しいということです。




しかし、何度も演奏されている曲もあり、いっぱい生まれてくる曲の中で残り続けていくというのは、凄いことなのだと思います。

P9080015.jpg
皆さん本来の楽器を持たず、全て小物楽器での演奏です。
笛、グラスに水、ワインの空き瓶、ホース、、、とにかくいろんなもので、音を出します。
これで、ヴィヴァルディの四季のイメージを表しています。

P9080017.jpg
いろんな発想があり、この世の中に生まれてくる。
特殊な音楽でかなりコアな世界ですが、世界的に注目されている音楽祭でもあります。


ところで、今日あった出来事で、ピアノを見る以外の仕事を幾つか。
フールティストのフルートの調子が悪くなりました。
動きが悪くなったということで、分解して直すことに。
汚れを拭き取り、金属用のオイルを塗り、動きが良くなりました。
「ブンダバー!今日はこのマイクロドライバーを借りるよ。」

パーカッションの方が、リハーサル中に、シロフォン(鉄琴)にネックレスをひっかけてしまいました。
紐がちぎれて、玉がばらばらに。
「針と糸は持っていますよ。」
「なんで、そんなものを持っているんですか?」
「調律師なんで。」
ということで、ネックレスの修理を。

パーカッションの一部で、風の音を出す木の楽器があり、木の取っ手に、大きな木の枠が取り付けられていて、それをまわして、ブーンブーンと音を鳴らします。
その時に、キー、キューという木のきしむ音がして、それを何とかして欲しい、ということでこういうのはお安い御用、ピアノでもよく直します。
「すごーい、音がしない、回しやすーい。」

ピアノの技術は何でも使えるのです。
家は建てられませんが。

残り数日、何が待ち受けているか、楽しみです。

● COMMENT ●

ピアノの技術

大丈夫!家も建てられるかも。ログハウスあたりから如何ですか?

家どころか

城が建つと思います!

 ピン打ち、穴あけ、シャンク切断、やすりがけ、バフ掛け。これだけ読めば大工仕事みたいですよ。手始めにレッスン小屋あたりからどうでしょう?

みなさま方
この勢いですと、本当に家が建ちそうですね。もっと技術がある人は出来るのでしょうけど、私は細々した便利屋さんに努めます。


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Author:arakipiano
32年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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