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クラヴィコード - 2011.09.15 Thu

クラヴィコードが日本に伝わった年代をご存知でしょうか。
あのフランシスコ・ザビエルが持ち込んだとされています。
ですので、かれこれ、500年前になるのですが、このクラヴィコードはヨーロッパでは12~13世紀頃に発明されたとして、産業革命の19世紀まで使われていました。しかし、ピアノの発明によりどんどん衰退していき、一旦この世の中から消えてしまいました。

それは響板が30cm四方しかなく(ピアノはピアノの大きさ分あります)、発音形式も今のピアノとはまったく違って、音量もかなり小さかったからと言われています。
当時はこういう音を遮るものは、風の音、動物の鳴き声、鳥の鳴き声などでしょうか。
今の時代では雑音が多すぎます。
しかし、かなり繊細なタッチでの音色の変化がある楽器です。

無くなったクラヴィコードを復活させた人がいました。
古い時代の音楽の演奏法や楽器の復興に一生を捧げたイギリス人のアーノルド・ドルメッチ。
お父さんもクラヴィコード奏者で、自身もクラヴィコード奏者でした。
直に奏法を伝授されたいたわけです。
そのアーノルド・ドルメッチの工場で作られたクラヴィコードがうたまくら社にあります。
DSCF0310.jpg

この楽器を持ち込んでのコンサートが 9/17(土)大阪・カトリック高槻教会で開かれます。
和歌劇「高山右近}のオープニングで使用されます。




さすがに大きな会場では音が聞こえないため、響板の振動を直接拾うマイクを響板に貼り付け、スピーカーで増幅させます。

物語は是非こちらをご覧ください。

昨年のNHK歴史秘話ヒストリアでも取り上げられた人物です。

高山右近ゆかりの地でのコンサート、ご都合つく方は是非お越しください。
お申し込み

● COMMENT ●

響板

思うに、クラヴィコードの響番をケースの全体まで大きくして音量を出せるようにしなかったのは、何か理由があってのことでしょうね。
響板のサイズでは遥かに微小なコオロギとかが、クラヴィコードよりおmもっと大きな音を出しているのは、自然界の脅威でしょうか。

Re: 響板

うさま
自然界の脅威、面白い視点ですね。
本当に脅威だと思います。
人間の作るものなんて知れているということでしょうか。

Re: 響板

近年では、虫の声は風情があるというより、「うるさい!」と感じる人間が多くなったとか。
人間の感性がどうこうとは別に、雑音レベルが上昇した現代では、オスのコオロギも音量UPで、メスを惹きつける方法を取らざるを得なくなったとか?
# 先の投稿では、入力間違い、変換間違い(脅威→驚異)とはずかしい限り。

Re: Re: 響板

うさま
なるほど。2週間近く福井の田舎に行っていましたが、それはそれは虫たちの大合唱で、暑かったでしたが、秋をいっぱい感じていました。
その虫たちの声もうるさいと感じる人がいるのでしょうね。
私は懐かしく思っていましたが。

今日のコンサート、どんなふうになるか楽しみです。


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Author:arakipiano
32年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
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