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夢の途中 - 2011.10.13 Thu

昨日夜遅くに、携帯電話がブルブルと震えました。
番号を見ると、身に覚えのない番号です。
しかも0(ゼロ)から始まっているのではなく、49.........
もしかして外国?49はドイツ?

電話に出ると女性の声で、聞き覚えが。
元気な声で
「荒木さん、お元気ですか!? 〇〇です。今ドイツで、、、、、。」

彼女はこの春まで、日本のあるホールでステージマネージャーとして働かれていました。
そこに調律に行くたびに、色々とお世話になっていました。
同じ日本海側の出身ということもあり、いろいろと話しも盛り上がっていました。

数年前に「実は私、考えているんです、、、。」







「夢があるんです。それはヨーロッパでホールの裏方をやりたいんです!」
こういう話しをして下さいました。

「日本でヨーロッパの一流のオーケストラやアーティストと接っしていると、品格やセンスが素晴らしく、そういう方々と常に接して本場の舞台裏を極めたいのです。」

なるほど、ヨーロッパに憧れるというのはわかりますが、結局彼女が選んだ場所はメジャーなホールではなく旧東ドイツのホールで、彼女らしいのですが、そこをあえて選ぶというところも、しっかりとしたポリシーのもと、行動されているなあと、感心していました。

私も20代の頃にイタリアにいたということもあり、また調律師としての夢もその頃に色々と思い描いて動いていたということもあって、身近にいろいろと話ししていました。
それが、しっかりと貯金をして、職場を辞めて単身見知らぬ土地へ旅立っていったのが、この春。
すっかり、連絡も無くなったので、どうしているのかと思いつつ、忘れていました。




「荒木さん、今週もしかしたら、あるホールの採用の結果が出るかもしれません。今までの経過も含め、まっ先に荒木さんにご報告と思って、電話しました。いきさつは、、、、、、、省略。」

びっくりするのと同時に、わざわざ知らせてくれる、その想いと心が嬉しくて、涙が出そうになりました。
(今はインターネットで安く電話ができるようです)
「私のいる場所は、客席ではなく、その客席のお客様を喜ばせるための音楽を奏でるアーティストたちのサポート役なんです。やっぱり舞台袖のプロになりたい。」
と思ったとのこと。
そこの一流を目指して準備をしているということと、話が一歩前進しそう、という頼もしいお話でした。
もしダメでも、ビザが切れる来年の春まではなんとか頑張ります、と力強い声が返って来ました。

最初、現地で文化の違い、言葉の違いでやっていけないだろうとも言われたそうです。

かなりの決心で行かれていると思うので、それらをはねのけ、食らいついているのでしょう。
私がイタリアにいた時のいろんな失敗談、夢を見て技術を勉強したことなどを、コンサートの合間などに話したのを思い出してくださっていて、それを励みにしていた、ということを聞かされて、目頭が熱くなりました。


私は年齢も年齢で冒険もなかなかできない年になってきています。
今の状況にあぐらをかくのではなく、ちょっと先にある夢を実現できるように動かなくては! と清々しい気持ちになりました。


良い知らせが届きますように!

● COMMENT ●

夢の実現

知人の女性も単身で独に渡って、美術館の展示企画とかやっています。
夢を実現するために挑戦し続けるって素敵です!
かくいう自分は、公私共々だらけきっていて、恥ずかしい限り。。。

Re: 夢の実現

女性が強いのでしょうか。
何はともあれ、夢を追いかけている姿を応援したくなりますね。
(何をするわけでもないのですが 笑)


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Author:arakipiano
32年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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