ベートーヴェンの弾き振り - 2008.01.21 Mon
今日は大分にいます。昨年末オープンしたばかりの木の匂いがするホール、パトリア日田(日田市)でのオープン記念コンサートです。
この日のコンサートはちょっと珍しい弾き振りです。ピアニストの迫昭嘉さんで、ベートーヴェンの「皇帝」とシンフォニーの7番です。
ピアノの位置は写真の通りで、指揮者と同じく背を向けているわけですが、ピアノは蓋を取らないといけません。当然音は上に飛んでいくわけですが、ホールの響きとオーケストラとのバランスで、絶妙の音楽が生み出されました。
このホールは日田市が、市民会館が古くなっていくであろうと、将来を見据えてずっとお金を貯めていて、建設費の半分をその費用でまかなえたとのこと、市民の理解もあって素晴らしいことだと思いました。また、特産の杉の木をふんだんに使った響きの暖かいホールです。ちなみにこのホールの名前「パトリア」とはイタリア語でふるさとという意味で、ここがみんなの「ふるさと」になるように目指したいとのこと。会館の方々の取り組みに感動さえ覚えました。
九州はいいですね!
食べ物も、人もみんな暖かいです。
食べ物も、人もみんな暖かいです。
このツアーがあと鹿児島、もう一度大分と続きます。
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