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お嫁入り グロトリアン - 2012.05.12 Sat

今日お嫁入りしました。
グロトリアンーシュタインヴェッヒ。

うたまくらピアノ工房に来てから、出会いを待っていました。
このピアノとの初めての出会いは鎌倉のある方のお家でした。
「もう弾かなくなったのですが、素晴らしいピアノなので、是非次の方を探していただけないでしょうか。」
しっかりとこの方の思いを受け止め、大阪に来てから修理に取り掛かりました。

ピアノ工房から出ていくとなると、今までのことが走馬灯のように頭の中によぎっていきます。

P5110013.jpg





全て分解して、動きを確かめたり、外装もきれいに塗り替えられたり、真っ黄色な象牙もきれいにしろくしたり、、、。
作業中は一生懸命話しかけていたように思います。

このピアノを見初めて下さったAさんは数年前からピアノを始められ、その時からのお付き合いです。
Aさん曰く、「ピアノが来てから生活が変わりました。」と。
ピアノを弾くことにより、いろんな音楽との出会いや、「演奏を聴く」だけから「自分で演奏する」に変わったことにより、どんどん豊かになっていったとのこと。

こんなに嬉しい言葉はありません。
きっと弾かれていたピアノも喜んでいたのだと思います。

そして新たな出会いにより、グロトリアンがお嫁入りになりました。
P5110015.jpg

88歳の米寿のグロトリアンではありますが、玄関から入って、お部屋まで納まるべき所に納まったという感じで、
ここでまた可愛がってもらい、また同じ年だけ長く使われて欲しいと思いました。(その時にはこの世に私はいませんが)

納まっての第一声を弾かせて頂きました。

こういう出会いで、生涯のお付き合いになるということが、この仕事の最高の魅力です!

● COMMENT ●

納まるべきところ

写真を見ると、ピアノが自ら納まるべきところを選択しているように見えますね!

Re: 納まるべきところ

うさま
そうなんです。何か昔からそこにあったかのように納まって、ピアノも喜んでいるかのようです。
よかった!

グロトリアン

荒木さん、お久しぶりです。
グロトリアンの記事、ずっと気になって拝見していました。
御嫁入されたのですね・・末永くお幸せに~~♪

グロトリアンは(アップライトですが)昔一度だけ、丸一ピアノで弾かせてもらったことがあります。
びっくりしました!それまでディアパソンが一番好きだったのですが
もっと好きになった(笑)

ド素人の私でもわかる、深くて気品のある音でした)^o^(

Re: グロトリアン

みかんぴあのさん
アップライトをグランドのように気品あるピアノに仕上げるメーカーは少ないと思います。
我が家も小さい小さいグロトリアンーシュタインヴェッヒです。


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Author:arakipiano
32年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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