YAMAHA G2の2本ペダルを3本ペダルに - 2012.06.01 Fri
今取り掛かっている修理のひとつが、古いヤマハの2本ペダルを3本に変える修理です。
もちろんこれだけの修理ではなく、オーバーホールを行い、全てを新しくしてN様にお渡しするお約束です。

2本ペダルが3本になるということはいろんな部品が増えます。
交換する所、付け足す所、作業が進めば順次アップします。
上記の写真はピアノの内部の鍵盤の後ろ側にあります。
ダンパーワイヤーがささっている部品です。
手で持っている部品が新しいもので、赤のクロスが貼ってある部分がソステヌートが関係するところです。
文章で説明するのは難しいですが、作業が進んだ時にまた写真と説明します。

古いピアノもまだまだ再生可能です。
今の新しいピアノより、より良くできる時代のものです。

響板は昔の塗料が黒くなりホコリが溜まったりして、かなり汚くなっていました。
古い塗料を剥いで、新しい塗料を吹き直しました。

ダンパーもフェルトが古くなって硬くなっています。
硬くなると音を止めるべきフェルトが、弦に触れるときに逆に音を出してしまいます。
交換して、綺麗な止音ができるようにします。
まだまだ始まったばかりの修理、1か月後の完成を目指します。
もちろんこれだけの修理ではなく、オーバーホールを行い、全てを新しくしてN様にお渡しするお約束です。

2本ペダルが3本になるということはいろんな部品が増えます。
交換する所、付け足す所、作業が進めば順次アップします。
上記の写真はピアノの内部の鍵盤の後ろ側にあります。
ダンパーワイヤーがささっている部品です。
手で持っている部品が新しいもので、赤のクロスが貼ってある部分がソステヌートが関係するところです。
文章で説明するのは難しいですが、作業が進んだ時にまた写真と説明します。

古いピアノもまだまだ再生可能です。
今の新しいピアノより、より良くできる時代のものです。

響板は昔の塗料が黒くなりホコリが溜まったりして、かなり汚くなっていました。
古い塗料を剥いで、新しい塗料を吹き直しました。

ダンパーもフェルトが古くなって硬くなっています。
硬くなると音を止めるべきフェルトが、弦に触れるときに逆に音を出してしまいます。
交換して、綺麗な止音ができるようにします。
まだまだ始まったばかりの修理、1か月後の完成を目指します。
● COMMENT ●
ソステヌート
Re: ソステヌート
うさま
今回結構手作りの部分が多いのです。
同じ機種でも年代で微妙に設計が変わってきて、新しい部品を納める空間が変化しているので削ったり、足したりと試行錯誤の調整です。
でも面白いです。
今回結構手作りの部分が多いのです。
同じ機種でも年代で微妙に設計が変わってきて、新しい部品を納める空間が変化しているので削ったり、足したりと試行錯誤の調整です。
でも面白いです。
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これを後付けで対処できるのですか!
中身を丸ごと入れ替えなくても互換部品が存在するなんて興味深いです。
大体、いまの民生品の機械って、型が新しくなると中身がそっくり変わってしまうので
何か手を入れようとすると部品を手作りしないといけないですから。