topimage

ピアノ工房月間総括 - 2012.11.28 Wed

秋のうたまくらピアノ工房月間は明後日で終了いたします。

期間は短かったですが、内容の濃いものができたことと、紹介できるピアノのレベルが上ったと感じました。
「時代を語るピアノの響き」コンサートでは常連のお客様から初めてのお客様までお越しいただきました。
ある意味お客様に合わせてその時の話も変わっていくので、本当に生物です。
ピアノもそれだけ生きていると実感もします。

調律講習ではみなさんもちろん初めてで、怖さより興味の方が大きく、話しているこちらもみなさんの勢いにはまり込んで行きました。






DSCF6462.jpg

単純に2音をきれいに合わすという事をやっていただくのですが、狂っているものがどんどん合ってきて、きれいになるところが聴こえています。
きれいになるところで「止める」ということの難しさ、きれいになるところの幅があることの発見、道具を繊細に操作する難しさなど体感していただきました。

単純に音を合わせるということを行うことですが、奥深さもちょっとだけ見えたかもしれません。
参加して下さった方の中では第2段階に進まれる方もいらっしゃいます。
来月からマンツーマンでの指導をさせて頂きます。

「ベヒシュタインの秘密」では初めての方にお越しいただき、ベヒシュタインを初めて触っていただきました。
ベヒシュタインは時代によって異なるため、いつの時代に焦点を当てるかでも違ってきます。
今回は今ある西ドイツ時代のグランドのお話しをさせていただきました。
この伝統的な製法を100数十年守って来たこと、今のベヒシュタインは今のマーケティングに合わせた設計に変更されたこと、何を持ってのオリジナルかということを古いビデオを交えてお話しました。
甘い音色の中には一音一音ピュアな響きがあり、これぞ、王道ベヒシュタインです。

参加いただいた方からのリクエストで、技術者向けではない層への「整音」の話などがあり、次回もいろいろと、提案させていただきたいと思います。

次回は来年3月後半の予定です。

● COMMENT ●

ユニゾン

鍵盤を一つ押し下げたときに、3本の弦が同じ音で歌っていると言うのは、至極当然なことだけども、実際にそうするのはなかなか大変!。何せ1本の弦だけにしてもうなっているのですから。第2段階に進まれる方、頑張ってくださ~い!

実習生その1

止めたいところで止められないモヤっと感は、練習して克服するしかない!!
第2段階でがんばります。
よろしくお願いします、先生!

Re: ユニゾン

うさま
ピアノは誤差のかたまりです。人間の感性で仕上げますので、その面白さも伝えることが出来ればと思っています。

Re: 実習生その1

中島様
次が楽しみですね。モヤっとをスキっとさせましょう!
慣れれば大丈夫です。


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://arakipiano.blog43.fc2.com/tb.php/552-49b0f661
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

相性 «  | BLOG TOP |  » 弾かないという選択

Google フリー検索

Google

WWW検索 ブログ内検索

FC2カウンター

プロフィール

arakipiano

Author:arakipiano
32年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

表示中の記事

by AlphaWolfy

カテゴリ

プルダウンリスト

RSSフィード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

最近のトラックバック

リンク